Last-modified: 2024-03-30 (土) 10:14:46 (28d)

【特攻機】(とっこうき)

特別攻撃(特攻)を行う航空機のこと。
第二次世界大戦末期の日本軍で使用されたものが特に有名。

既存の戦闘機攻撃機爆撃機練習機などから改修されたもの*1と、当初からその目的のために開発・生産されたものの二種類がある。

後者のグループに属する機体としては「桜花*2」、「剣」、「梅花」等。
その大部分は爆弾投下装置等を持たず、乗員の脱出や帰還は構造からして考慮されていなかった。

なお、この種の機体は日本以外でも製造された例が少数ある。(ドイツの「ミステル」、旧ソ連の「RS」など)


*1 特に最末期は、軍が「全軍総特攻」の方針を打ち出していたため、既存の機体の大部分がこれへの転用を目指していた。
*2 実態は終端誘導を生身の人間に行わせる空対艦/地対艦ミサイルだった。

トップ 編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS