Last-modified: 2023-09-10 (日) 12:17:17 (230d)

【艦上機】(かんじょうき)

旧軍において、航空母艦などの飛行甲板上から着陸することを前提に設計された飛行機を指す名称。
現在では艦載機と同義であり、意識して分類されることは少ない。

飛行機を狭い艦上で運用するには、カタパルト射出やアレスティングワイヤーの制動に耐え得る強度のほか、着艦時の低速飛行における安定性や塩害対策、翼折り畳み機構などが必要なため、専用に設計される必要がある。
(ジェット化される前の空母や、スキージャンプを備えた空母では、カタパルトを用いない場合が多い)

しかし、そのように制約の多い設計を余儀なくされるにもかかわらず、陸上機に比べて引けを取らない性能を持つ機体も多数あり、海軍のみならず空軍でも採用されることがある。


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