Last-modified: 2024-04-13 (土) 12:51:01 (14d)
【マーチン4-0-4】 †
Martin 4-0-4/RM（C-3）.
第二次世界大戦後の1940年代後半、アメリカのマーチン社（現在のロッキード・マーチン社）が開発・生産していた双発レシプロ旅客機。
前作2-0-2の改良型として開発された。
マーチン2-0-2を基に、主翼を改設計し、キャビンを与圧するなどの改良が加えられた。
しかし、当時は（機体サイズが類似していた）ダグラスDC-3の軍用型・C-47が大量に民間に払い下げられていた時期でもあって（前作の2-0-2と同様）それに対抗することができず、103機で生産終了となった。
生産機の大部分はトランス・ワールド航空（TWA）とイースタン航空の2社に引き渡された。
また、軍用機としても用いられ、アメリカ海軍/海兵隊/沿岸警備隊に少数が引き渡されて「RM*1」という型式で呼ばれていた。
主なオペレーター †
※はオリジナルのオペレーター
- 民間
- ボリビア
- コロンビア
- Aero Proveedora Proa Ltda
- ドミニカ共和国
- Dominair
- Santiago Freighters
- ハイチ
- メキシコ
- パナマ
- アメリカ
- Air South
- Atlantic Southeast Airlines
- イースタン航空 ※
- Florida Airlines
- Marco Island Airways
- Mohawk Airlines
- Ozark Air Lines
- Pacific Air Lines
- Piedmont Airlines
- Provincetown-Boston Airlines
- Southeast Airlines
- Southern Airways
- トランス・ワールド航空 ※
- ベネズエラ
- Rentavion
- Rentavion
- 軍用
スペックデータ †
| 乗員 | 3〜4名 |
| 乗客数 | 40名 |
| 全長 | 22.73m |
| 全高 | 8.66m |
| 翼幅 | 28.42m |
| 翼面積 | 80.3�� |
| 翼型 | GLM-W16 |
| 空虚重量 | 13,211kg |
| 最大離陸重量 | 20,366kg |
| 発動機 | P&W R-2800 CB-16「ダブルワスプ」空冷複列8気筒×2基 |
| エンジン出力 | 通常出力：1,800hp（1,300kW） 離陸出力：2,400hp（1,800kW） |
| プロペラ | ハミルトンスタンダード 2H17K3-48R 3枚翅（プロペラ直径：4.01m） |
| 最大速度 | 502km/h（高度4,400m） |
| 巡航速度 | 451km/h（高度5,500m） |
| 失速速度 | 130km/h（海面） |
| 航続距離 | 1,738km |
| フェリー航続距離 | 4,184km |
| 上昇限度 | 8,800m |
| 上昇率 | 9.68m/s |
| 離陸滑走距離 （50ft（15m）） | 600m |
| 着陸滑走距離 （50ft（15m）） | 530m |
