Last-modified: 2021-10-27 (水) 18:14:07 (912d)

【ハイビジ塗装】(はいびじとそう)

兵器の表面を原色・極彩色などで派手に塗装する事。

現代戦においてはただただ不利なだけなので、基本的には広報や捜索救難など目立つ必要のある非戦闘的な状況で採用される。
しかし戦術理論や通信技術が未成熟だった頃には、戦場で存在を誇示するためのハイビジ塗装が広く行われていた。

例えば、騎士や武士の鎧は例外なく、特に位が高いほど派手に飾り立てられた。
なんとなれば、目立たないと戦功を挙げた証拠が残らず、恩賞が出ない、どころか本領安堵すら怪しくなるからだ。
万が一「ろくに戦いもしなかった臆病者」などと噂されれば、その風評だけで部下の離反や下克上を招きかねなかった。

関連:ノーズアート ロービジ塗装


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