Last-modified: 2019-08-20 (火) 21:51:18 (1711d)

【シャルル・ド・ゴール】(しゃるる・ど・ごーる)

  1. Charles André Joseph Marie de Gaulle(シャルル・アンドレ・ジョセフ・マリー・ド・ゴール)(1890年生〜1970年没)
    20世紀前半〜中盤にかけて活躍したフランスの政治家・軍人。

    1940年、フランスの首都パリがドイツ軍の侵攻で陥落、時の政権はドイツの傀儡政権と言われており早々にドイツとの停戦協定に入った。
    これに反発したド・ゴールはイギリスに渡り、「自由フランス」としてレジスタンス活動を開始。
    フランス国民に向けてドイツに対する抵抗運動を呼びかける一方、海外植民地の大半を味方に付け自ら自由フランス軍を組織した。

    イギリスの作戦に加わりながら徐々に勢力を拡大した自由フランス軍は、1944年6月のノルマンディー上陸作戦で4年越しの帰国を果たすとそのまま快進撃を続け、8月にはフランス三色旗を掲げパリに突入、熱狂の元パリ市民に迎えられた。
    9月には暫定政権が誕生し、ド・ゴールが大統領に就任。
    1947年に正式な政権が樹立した際には一旦は退くものの、戦後の混乱の中、フランスの国連常任理事国入りに尽力した。
    1958年に大統領に就任すると、冷戦構造下において米ソと対等の「第三勢力」として存在感を示すなど、今日のフランスの地位を確立した。

    1969年に大統領を辞任し、翌年に亡くなった。
    フランスでは彼の功績を称え、その名を冠した原子力空母(後述)と国際空港がある。

  2. Porte-avions Charles de Gaulle
    フランス海軍が「クレマンソー?」級の後継として建造した航空母艦
    詳細はシャルル・ド・ゴール(航空母艦)の項を参照。

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