Last-modified: 2023-12-03 (日) 12:47:48 (92d)

【NASA】(なさ)

National Aeronautics and Space Administration (国家航空宇宙管理局)

アメリカ合衆国が設立した連邦政府直轄の宇宙開発機関。
日本語では慣習的に「アメリカ航空宇宙局」もしくは「NASA」と表記する事が多い。

国際的に「スペースシャトルと宇宙ステーションを取り扱う部署」として有名。
歴史的にも「有史人類初の月面着陸を達成したアポロ計画を実行した機関」として広く知られる。
実際、現代でも世界最先端の宇宙開発技術を研究・実践している事は疑いない。

ただし、業務実態としてはアメリカ軍が使用する軍事衛星に関する計画が圧倒的に多い。

関連:JPL アメリカ戦略軍

略史

1957年
ソ連が人類初の人工衛星スプートニク1号」の打ち上げに成功(スプートニク・ショック)。
この事に危機感を抱いた宇宙開発の推進に乗り出す。
1958年
国家航空諮問委員会(NACA)を母胎としてNASAを設立。
当時、個別に進められていた陸軍海軍空軍のロケット開発計画を一元的に管理する事となった。
1969年7月
アポロ11号が月面に着陸宇宙飛行士を月面に送り出す。
1981年4月
再利用可能な宇宙船スペースシャトル」の実用初号機「コロンビア」の打ち上げに成功。
1986年1月
スペースシャトル「チャレンジャー」が打ち上げ直後に空中分解。乗員全員が死亡。
2003年2月
スペースシャトル「コロンビア」が地球への帰還途中に空中分解。乗員全員が死亡。
2011年7月
スペースシャトル「アトランティス」が最終飛行から帰還。これにより、スペースシャトルプロジェクトの全部が終了。

主要施設一覧

  • NASA本部:ワシントン.D.C.

  • 研究施設
    • エイムズ研究センター(ARC):カルフォルニア州マウンテンビュー(モフェット連邦空港内)
    • ジェット推進研究所(JPL):カルフォルニア州パザデナ(カリフォルニア工科大学の研究機関)
    • ゴダート宇宙研究機関:ニューヨーク
    • ゴダート宇宙飛行センター(GSFC):メリーランド州グリーンベルト
    • ジョン・グレン研究センター(GRC):オハイオ州クリーブランド
    • ラングレー研究所(LaRC):バージニア州ハンプトン
    • 応用物理研究所(APL):メリーランド州ハワード郡(ジョンズ・ホプキンズ大学の研究機関)

  • 実験施設
    • エイムズ研究センター
    • アームストロング飛行研究センター*1(AFRC):カリフォルニア州ロサンゼルス(エドワーズ空軍基地?内)
    • 独立検査確認施設:ウェストバージニア州フェアモント
    • ジョン・C・ステニス宇宙センター(SSC):ミシシッピー州セントルイス湾近郊
    • ラングレー研究所

  • 組立および発射施設
    • マーシャル宇宙飛行センター(MSFC):アラバマ州ハンツビル
    • ケネディ宇宙センター?(KFC):フロリダ州ケープ・カナベラル
    • ジョンソン宇宙センター(JSC):テキサス州ヒューストン
    • ミシュー(Michoud)組立施設:ルイジアナ州ニューオーリンズ
    • ワロップス飛行施設:ヴァージニア州ワロップス島
    • ホワイトサンズ実験施設:ニューメキシコ州ラスクルーセス

  • 深宇宙通信網
    • ディープスペースネットワーク基地
      • キャンベラ深宇宙通信施設(CDSCC):オーストラリア・キャンベラ
      • ゴールドストーン深宇宙通信複合施設:カリフォルニア州バーストウ
      • マドリード深宇宙通信施設:スペイン・マドリード

  • 娯楽博物施設
    • ケネディ宇宙センター来訪者用複合施設(Visitor Complex):フロリダ州メリット島
    • ヒューストン宇宙センター(Space Center Houston):テキサス州ヒューストン
    • 合衆国宇宙ロケットセンター(U.S. Space & Rocket Center):アラバマ州ハンツビル

保有機体

  • シャトル訓練機(STA):
    オービタ?の飛行特性に習熟するための練習機ガルフストリーム?を改造。

  • DC-8-72"flying laboratory"
    1986年から運用(元アリタリア、ブラニフ航空運用機:DC-8-62H→退役後エンジン換装)。
    B777-200ER機体記号:N774LG(元日本航空機。日本での機体記号は「JA704J」))に置き換え予定。

  • WB-57F:
    天文観測などに使用する高高度観測機。マーチン B-57「キャンベラ」*2爆撃機を改造。

  • F/A-18A
    チェイス機として利用されている他、F-18 HARVやX-53などの改造ベースとなっている。

  • T-38A(N)
    宇宙飛行士の訓練の他、連絡機として使用されている。

  • スーパーグッピー
    大型輸送機。大型機材を空輸する際に使用する。

  • アルタイル:
    MQ-9「リーパー」の非武装型で気象観測用無人航空機
    NOAA?と共同で運用。

  • X-57「マクスウェル」:
    電動航空機の実験機。テクナム P2006T軽飛行機を改造。

外部リンク

NASA
http://www.nasa.gov/
NASAドライデン飛行技術センター
http://www.dfrc.nasa.gov/

*1 旧:ドライデン飛行研究センター(DFRC)。
*2 イングリッシュ・エレクトリック キャンベラ?ライセンス生産型。

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