Last-modified: 2024-04-08 (月) 18:46:31 (44d)

【79式対舟艇対戦車誘導弾】(ななきゅうしきたいしゅうていたいせんしゃゆうどうだん)

ATM-2(通称「重MAT」).

陸上自衛隊で使用されている第2世代の国産対戦車ミサイル
1964年から川崎重工業が開発を行い、1979年に制式化された。
名称の通り、本ミサイルは対戦車攻撃能力だけでなく上陸用舟艇への攻撃能力が盛り込まれている。

システムは発射機2基(1型及び2型)、照準架、照準器、送信器などで構成され、輸送時は2両の73式小型トラック及び1/4tトレーラーが使用される。
誘導方式は有線式の半自動指令照準線一致(SACLOS)誘導方式。
発射時は発射機を地上に設置して使用する。

地上設置型の発射機のほか、89式装甲戦闘車の武装として砲塔両側面に箱型発射機が各1基装備されている。

弾頭には対戦車榴弾成形炸薬弾)と対舟艇榴弾(HEAS:磁気信管?使用の通常榴弾)の2種類が用意されており、どちらかを選択して発射する。

1995年までに発射機240基が調達され、主に普通科中隊隷下の対戦車中隊及び隷下に対戦車中隊を持たない部隊の一部では本部管理中隊隷下の対戦車隊、普通科中隊の対戦車小隊に配備されていた。
地上発射型については、2023年3月15日付での第12対戦車中隊の部隊改編による廃止をもって、運用が終了している。

スペックデータ

全長1.57m
直径15.2m
翼長33cm
弾頭対戦車用:HE 成形炸薬弾(4.2kg)
対舟艇用:磁気信管付きHE(4.2kg)
発射重量33kg
飛翔速度約200m/秒
射程350〜4,000m(制式要綱による)
推進方式固体燃料ロケットモーター
誘導方式有線式の半自動指令照準線一致(SACLOS)誘導
製造川崎重工業
三菱自動車工業
ダイセル化学工業(サステナー)
日本油脂(ブースター)



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