Last-modified: 2023-07-23 (日) 13:55:56 (223d)

【管区隊】(かんくたい)

1950年、日本で警察予備隊が創設された際に採用された(戦略級)部隊編制。
後の保安隊→陸上自衛隊にも継承されたが、1962年に混成団と共に師団に改編*1されて消滅した。

一般則に照らし合わせると「歩兵師団」に相当する部隊であった。
司令官は「管区総監」と呼ばれ、警察監(保安監)(乙)または警察監補(保安監補)*2が充てられた。

当初の定員は15,200名で、編制は次の通りであった。

その後、定員が12,700名に縮小され、戦車は「特車大隊」に集約されて管区総監の直轄となり、偵察、通信、武器、補給、輸送の各中隊が隊に改編された。
当時の隊員からは扱いやすいと好評であり、また、今日の陸自における師団旅団と比べれば倍以上の警備範囲を担当していたが、それでも十分に対応できる編制内容であったという声もある*4


*1 この時、アメリカ陸軍で採用されていたペントミック編制が参考にされ、普通科部隊での「大隊」編制がなくなった。
*2 自衛隊では陸将(乙)がその職にあった。
*3 警察予備隊当時は61から始まる部隊番号がつけられていた。
*4 そもそも現在の陸自の「師団」「旅団」は、兵員数だけで見れば師団が列国の「(独立混成)旅団」、旅団が「連隊戦闘群」程度の規模の部隊となっている。

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