Last-modified: 2024-03-16 (土) 08:17:02 (37d)

【ナブスター】(なぶすたー)

NAVSTAR.

アメリカ空軍宇宙軍が運用する、GPSシステムの根幹を成す航法支援用人工衛星
運用担当部隊は宇宙軍宇宙作戦コマンド隷下・スペースデルタ8。コロラド州シェリーヴァー宇宙軍基地所在。

搭載された原子時計によって生成された現在時刻(と自機の位置)を、30秒ごとに電波に乗せて送信する機能を持つ。
GPSシステムの根幹を構成しているため、俗に「GPS衛星」とも呼ばれる。

この時刻は1980年1月6日を基準として、海軍天文台の観測成果を加味して時刻を刻んでいる。
このデータは「国際原子時(TAI)」にも裏付けられており、世界各国共通の標準時「協定世界時(UTC)」の構成要素としても重要な役割を果たしている。
なお、協定世界時で挿入・削除が行われている「うるう秒」は反映されていないが、うるう秒の挿入・削除が行われる際にはそのことを表す信号も送られる。

現在、本衛星は地球の衛星軌道上に31基が投入されている。
このうち24基が実用態勢にあり、地球上のどの地域から見ても6基以上が同時に見えるように計算された軌道(高度20,200km、軌道傾斜角55度、周期12時間)を飛行している。
残り7基は予備機であり、故障発生に備えて本来とは別の軌道に置かれている。
衛星の耐用年数は約7年半であり、ネットワーク維持のために随時、新しい衛星が打ち上げられている。


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