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MiG-31
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*&ruby(みぐさんじゅういち){【MiG-31】}; [#l3648f3a]
1970年代、旧ソビエトの[[ミコヤン・グレービチ>ミグ]]設計局...
運用国は現在の所、ロシア（280機）とカザフスタン（34機）の...
[[NATOコード]]は"&ruby(フォックスハウンド){Foxhound};"。~
~
[[MiG-25]]の改良型として1975年9月に[[初飛行]]し、1977年か...
[[NATO>北大西洋条約機構]]の[[攻撃機]]・[[爆撃機]]・[[巡航...
~
[[航空機]]としては初のパッシブ[[フェイズドアレイレーダー]...
戦闘機載[[フェイズドアレイレーダー]]はアクティブ方式を採...
~
長距離・中距離での[[目視外射程]]戦闘能力は[[Su-27]]や[[Mi...
また、[[データリンク]]を使用して[[ミニAWACS]]としても運用...
~
武装では[[R-33>AA-9]]や[[R-37>AA-13]]・[[KS-172]]等の[[長...
また[[中射程空対空ミサイル>空対空ミサイル]]では[[R-77>AA-...
補助装備として[[GSh-6-23]] 6砲身23mm[[ガトリングガン]]・[...
また、エンジンはソユーズ・ツマンスキー R-15BD-300ターボジ...
~
改良元である[[MiG-25]]の「[[超音速]]飛行[[SAM>地対空ミサ...
そのため、戦闘機との[[近距離格闘戦>ドッグファイト]]に必要...
~
本機の後継としてMiG-41（PAK DP）が開発中である。~
**スペックデータ [#bd2da815]
|乗員|2名|
|全長|22.69m|
|全高|6.15m|
|全幅|13.47m|
|[[主翼]]面積|61.6��|
|空虚重量|21,820kg|
|離陸重量|41,000kg（機内燃料最大時）|
|最大離陸重量|46,200kg|
|最大兵装搭載量|6,960kg|
|[[エンジン]]|ソロヴィヨーフ（現アヴィアドヴィガーテリ）D...
|[[推力]]|93kN（[[ドライ>ミリタリー推力]]）&br;152kN（[[A...
|最高速度|[[マッハ]]2.83|
|巡航速度&br;（最大/経済）|[[M>マッハ]]2.35/M0.85|
|[[上昇率]]|208m/秒|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|20,600m|
|滑走距離&br;（[[離陸]]/[[着陸]]）|1,200m/800m|
|[[航続距離]]|1,780nm（フェリー時、[[空中給油]]なし）|
|[[戦闘行動半径]]|388nm（マッハ2.35、[[R-33>AA-9]]×4）&br...
|固定武装|[[GSh-6-23 23mm機関砲>GSh-6-23]]×1門|
|兵装|[[R-33>AA-9]]/[[R-37>AA-11]]×4発 + [[R-40>AA-6]]×2...
|[[アビオニクス]]|ファザトロン「ザスロン」パッシブ電子走...
~
**MiG-31の主な種類 [#fe2e1e71]
-Ye-155MP：~
試作原型機。~
1975年9月16日に初飛行。~
生産型と比べて、主翼付け根のストレーキが無く、前縁フラッ...
また、[[エアブレーキ]]を兼ねる主脚扉の形状も異なっている。~
~
-MiG-31 "フォックスハウンドA"：~
[[空中給油]]プローブを持たない初期生産型。~
~
-MiG-31B：~
[[ECCM]]能力を高めた「ザスロンA」[[レーダー]]や[[ECM]]機...
[[空中給油]][[プローブ]]を標準装備している。~
改良型の[[R-33S>AA-9]]やR-37[[空対空ミサイル]]を搭載可能。~
~
-MiG-31BS：~
MiG-31（初期生産型）のB型仕様への改修型。~
レーダーなどの電子機器はアップグレードされていないが、R-3...
~
-MiG-31LL：~
[[射出座席]]試験機型。~
~
-MiG-31D：~
30P6「カンタークト」衛星攻撃システムとして開発された衛星...
79M6対衛星ミサイルを胴体下[[ハードポイント]]に1発搭載する...
主翼付け根の[[ストレーキ]]はMiG-31Mと同じ形状になり、主翼...
2機が試作され、実物のミサイルも製造されたが、ミサイルは試...
~
--MiG-31DM：~
95M6対衛星ミサイルを搭載する改良型。計画のみ。~
~
-MiG-31DZ：~
初期型に[[空中給油]]プローブを装備した試験機。~
~
-MiG-31A：~
D型に準ずる[[商業用衛星>人工衛星]]打ち上げ母機型。計画の...
単体で100kg、「イシム」[[固体燃料ブースター>固体燃料ロケ...
~
-MiG-31E：~
[[レーダー]]やジャミング装置、[[IFF>敵味方識別装置]]を装...
現在のところ海外からの発注は取れていない((一時期イランや...
~
-MiG-31F：~
B型をベースに「ザスロンAM」レーダーを搭載し、空対地攻撃能...
MiG-31M同様に後席が[[グラスコックピット]]化するなど近代改...
量産・運用されなかったが、技術はのちのMiG-31BMにフィード...
~
-MiG-31FE：~
F型およびBM型の輸出型。~
中国、イラク、リビア、アルジェリアに提案されたが、量産・...
~
-MiG-31M "フォックスハウンドB"：~
MiG-31の性能向上型。~
[[レーダー]]に「ザスロンM」を搭載し、[[ハードポイント]]を...
電子機器も改良され、後席は[[グラスコックピット]]化された。~
また、R-37やR-77の運用能力を付与された。~
7機の試作機が生産されたが、予算不足で計画は中止され、量産...
~
-MiG-31BM：~
MiG-31Mの[[アビオニクス]]をMiG-31Bにフィードバックして改...
[[Kh-29>AS-14]]、Kh-31、Kh-59/[[Kh-59M>AS-18]]など多様な...
~
-MiG-31BP（MiG-31Kとも）：~
[[ALBM>弾道ミサイル]]搭載型。~
[[レーダー]]を取り外して[[燃料]]を増やし、パトロール時間...
胴体下部にKh-47M2「キンジャール」ALBMを搭載する。~
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*&ruby(みぐさんじゅういち){【MiG-31】}; [#l3648f3a]
1970年代、旧ソビエトの[[ミコヤン・グレービチ>ミグ]]設計局...
運用国は現在の所、ロシア（280機）とカザフスタン（34機）の...
[[NATOコード]]は"&ruby(フォックスハウンド){Foxhound};"。~
~
[[MiG-25]]の改良型として1975年9月に[[初飛行]]し、1977年か...
[[NATO>北大西洋条約機構]]の[[攻撃機]]・[[爆撃機]]・[[巡航...
~
[[航空機]]としては初のパッシブ[[フェイズドアレイレーダー]...
戦闘機載[[フェイズドアレイレーダー]]はアクティブ方式を採...
~
長距離・中距離での[[目視外射程]]戦闘能力は[[Su-27]]や[[Mi...
また、[[データリンク]]を使用して[[ミニAWACS]]としても運用...
~
武装では[[R-33>AA-9]]や[[R-37>AA-13]]・[[KS-172]]等の[[長...
また[[中射程空対空ミサイル>空対空ミサイル]]では[[R-77>AA-...
補助装備として[[GSh-6-23]] 6砲身23mm[[ガトリングガン]]・[...
また、エンジンはソユーズ・ツマンスキー R-15BD-300ターボジ...
~
改良元である[[MiG-25]]の「[[超音速]]飛行[[SAM>地対空ミサ...
そのため、戦闘機との[[近距離格闘戦>ドッグファイト]]に必要...
~
本機の後継としてMiG-41（PAK DP）が開発中である。~
**スペックデータ [#bd2da815]
|乗員|2名|
|全長|22.69m|
|全高|6.15m|
|全幅|13.47m|
|[[主翼]]面積|61.6��|
|空虚重量|21,820kg|
|離陸重量|41,000kg（機内燃料最大時）|
|最大離陸重量|46,200kg|
|最大兵装搭載量|6,960kg|
|[[エンジン]]|ソロヴィヨーフ（現アヴィアドヴィガーテリ）D...
|[[推力]]|93kN（[[ドライ>ミリタリー推力]]）&br;152kN（[[A...
|最高速度|[[マッハ]]2.83|
|巡航速度&br;（最大/経済）|[[M>マッハ]]2.35/M0.85|
|[[上昇率]]|208m/秒|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|20,600m|
|滑走距離&br;（[[離陸]]/[[着陸]]）|1,200m/800m|
|[[航続距離]]|1,780nm（フェリー時、[[空中給油]]なし）|
|[[戦闘行動半径]]|388nm（マッハ2.35、[[R-33>AA-9]]×4）&br...
|固定武装|[[GSh-6-23 23mm機関砲>GSh-6-23]]×1門|
|兵装|[[R-33>AA-9]]/[[R-37>AA-11]]×4発 + [[R-40>AA-6]]×2...
|[[アビオニクス]]|ファザトロン「ザスロン」パッシブ電子走...
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**MiG-31の主な種類 [#fe2e1e71]
-Ye-155MP：~
試作原型機。~
1975年9月16日に初飛行。~
生産型と比べて、主翼付け根のストレーキが無く、前縁フラッ...
また、[[エアブレーキ]]を兼ねる主脚扉の形状も異なっている。~
~
-MiG-31 "フォックスハウンドA"：~
[[空中給油]]プローブを持たない初期生産型。~
~
-MiG-31B：~
[[ECCM]]能力を高めた「ザスロンA」[[レーダー]]や[[ECM]]機...
[[空中給油]][[プローブ]]を標準装備している。~
改良型の[[R-33S>AA-9]]やR-37[[空対空ミサイル]]を搭載可能。~
~
-MiG-31BS：~
MiG-31（初期生産型）のB型仕様への改修型。~
レーダーなどの電子機器はアップグレードされていないが、R-3...
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-MiG-31LL：~
[[射出座席]]試験機型。~
~
-MiG-31D：~
30P6「カンタークト」衛星攻撃システムとして開発された衛星...
79M6対衛星ミサイルを胴体下[[ハードポイント]]に1発搭載する...
主翼付け根の[[ストレーキ]]はMiG-31Mと同じ形状になり、主翼...
2機が試作され、実物のミサイルも製造されたが、ミサイルは試...
~
--MiG-31DM：~
95M6対衛星ミサイルを搭載する改良型。計画のみ。~
~
-MiG-31DZ：~
初期型に[[空中給油]]プローブを装備した試験機。~
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-MiG-31A：~
D型に準ずる[[商業用衛星>人工衛星]]打ち上げ母機型。計画の...
単体で100kg、「イシム」[[固体燃料ブースター>固体燃料ロケ...
~
-MiG-31E：~
[[レーダー]]やジャミング装置、[[IFF>敵味方識別装置]]を装...
現在のところ海外からの発注は取れていない((一時期イランや...
~
-MiG-31F：~
B型をベースに「ザスロンAM」レーダーを搭載し、空対地攻撃能...
MiG-31M同様に後席が[[グラスコックピット]]化するなど近代改...
量産・運用されなかったが、技術はのちのMiG-31BMにフィード...
~
-MiG-31FE：~
F型およびBM型の輸出型。~
中国、イラク、リビア、アルジェリアに提案されたが、量産・...
~
-MiG-31M "フォックスハウンドB"：~
MiG-31の性能向上型。~
[[レーダー]]に「ザスロンM」を搭載し、[[ハードポイント]]を...
電子機器も改良され、後席は[[グラスコックピット]]化された。~
また、R-37やR-77の運用能力を付与された。~
7機の試作機が生産されたが、予算不足で計画は中止され、量産...
~
-MiG-31BM：~
MiG-31Mの[[アビオニクス]]をMiG-31Bにフィードバックして改...
[[Kh-29>AS-14]]、Kh-31、Kh-59/[[Kh-59M>AS-18]]など多様な...
~
-MiG-31BP（MiG-31Kとも）：~
[[ALBM>弾道ミサイル]]搭載型。~
[[レーダー]]を取り外して[[燃料]]を増やし、パトロール時間...
胴体下部にKh-47M2「キンジャール」ALBMを搭載する。~
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