航空軍事用語辞典++
=
ロンドン海軍軍縮条約
をテンプレートにして作成=
[
一覧
|
未作成リンク先一覧
|
ヘルプ
]
開始行:
*&ruby(ろんどんかいぐんぐんしゅくじょうやく){【ロンドン海...
1930年、英国のロンドンで締結された、[[列強]]諸国([[第一...
>フランス・イタリアは会議には参加したものの条約調印を拒否...
本条約は、先の[[ワシントン海軍軍縮条約]](以下、本項目で...
前条約では、海軍兵力の主軸である[[戦艦]]・[[巡洋戦艦]]の...
このため、各国は条約の範囲内でこれら艦船の戦闘力増強に注...
そのため、これらの補助艦艇についても制限を課すべきとの主...
**内容 [#n88c647e]
本条約は前条約と同様、各艦種の保有量を統一された一定の基...
その枠組みは次のとおりとされた。
-[[戦艦]]・[[巡洋戦艦]]~
一隻あたりの基準排水量上限及び備砲の種類・数は前条約と同...
ただし、新規建造凍結期間を更に5年延長(前条約発効から15年...
--これにより、米国は3隻(「&ruby(フロリダ){Florida};」「&...
なお、廃棄される戦艦・巡洋戦艦のうち、各国1隻のみは兵装・...
-[[航空母艦]]~
一隻あたりの基準排水量、保有できる上限及び備砲の種類・数...
前条約で規制対象外だった1万トン以下の[[軽空母]]も規制対象...
-[[巡洋艦]]~
[[排水量]]の範囲を上限1万トン・下限1,850トンと規定すると...
また、種類も下記の通りはっきりと分けることとした((後述の...
--[[重巡洋艦]]~
[[巡洋艦]]のうち、6.1インチ以上8インチ以下の砲を搭載する...
保有上限は、米国18万トン・英国14万6800トン・日本10万8000...
--[[軽巡洋艦]]~
前述の「重巡洋艦」に対して、[[巡洋艦]]のうち、5インチ以上...
保有上限は、米国14万3500トン・英国19万2200トン・日本10万4...
-[[駆逐艦]]~
主砲は5インチ以下、排水量は600トン以上1,850トン未満。~
ただし、1,500トンを越える艦は合計排水量の16%以下とした((...
保有上限は、米国・英国共に15万トン・日本10万5500トン。
-[[潜水艦]]~
排水量は2,000トン以下。備砲は5インチ以下。(ただし、3隻に...
保有上限は、米英日ともに5万2700トン。
-規制対象外~
--[[排水量]]1万トン以下・速力20ノット以下の特務艦。
--速力20ノット以下・備砲6.1インチ砲4門以下の艦。
--[[排水量]]600トン以下の艦
**日本への影響 [#z21946eb]
本条約の発効により、巡洋艦・駆逐艦・潜水艦の保有数にも制...
「陸上基地から展開する大型[[雷撃機]]――[[陸上攻撃機]]の開...
「個艦戦闘力の更なる強化」~
を図ることとなった。~
このうち前者については、[[九六式陸上攻撃機]]が日華事変で...
一方、後者については、[[酸素魚雷]]の実用化などで一定の成...
~
また、軍人が主導していた前条約と異なり、本条約は文官官僚...
>この時、海軍の[[上級士官>士官]]内に、日本が不利な条件((...
**その後 [#t9f415c3]
本条約発効後、1935年に第2回の軍縮会議が持たれることとなっ...
更にイタリアもエチオピア侵攻により本条約からは脱退したが...
~
この第二次条約では~
「各国の建艦案相互通告・情報交換」~
「戦艦は基準排水量3万5000トン以下・備砲14インチ以下、空母...
などといった規定が結ばれ、1942年まで有効とされた。~
また、前条約を批准した国で、1937年4月1日までに第二次条約...
~
これにより[[ネイバル・ホリデー]]は終わりを告げ、世界は194...
>結果として、日本が本条約に批准しなかったことは短慮であっ...
本条約を批准していれば、派手な軍艦を造れない代わりに、そ...
終了行:
*&ruby(ろんどんかいぐんぐんしゅくじょうやく){【ロンドン海...
1930年、英国のロンドンで締結された、[[列強]]諸国([[第一...
>フランス・イタリアは会議には参加したものの条約調印を拒否...
本条約は、先の[[ワシントン海軍軍縮条約]](以下、本項目で...
前条約では、海軍兵力の主軸である[[戦艦]]・[[巡洋戦艦]]の...
このため、各国は条約の範囲内でこれら艦船の戦闘力増強に注...
そのため、これらの補助艦艇についても制限を課すべきとの主...
**内容 [#n88c647e]
本条約は前条約と同様、各艦種の保有量を統一された一定の基...
その枠組みは次のとおりとされた。
-[[戦艦]]・[[巡洋戦艦]]~
一隻あたりの基準排水量上限及び備砲の種類・数は前条約と同...
ただし、新規建造凍結期間を更に5年延長(前条約発効から15年...
--これにより、米国は3隻(「&ruby(フロリダ){Florida};」「&...
なお、廃棄される戦艦・巡洋戦艦のうち、各国1隻のみは兵装・...
-[[航空母艦]]~
一隻あたりの基準排水量、保有できる上限及び備砲の種類・数...
前条約で規制対象外だった1万トン以下の[[軽空母]]も規制対象...
-[[巡洋艦]]~
[[排水量]]の範囲を上限1万トン・下限1,850トンと規定すると...
また、種類も下記の通りはっきりと分けることとした((後述の...
--[[重巡洋艦]]~
[[巡洋艦]]のうち、6.1インチ以上8インチ以下の砲を搭載する...
保有上限は、米国18万トン・英国14万6800トン・日本10万8000...
--[[軽巡洋艦]]~
前述の「重巡洋艦」に対して、[[巡洋艦]]のうち、5インチ以上...
保有上限は、米国14万3500トン・英国19万2200トン・日本10万4...
-[[駆逐艦]]~
主砲は5インチ以下、排水量は600トン以上1,850トン未満。~
ただし、1,500トンを越える艦は合計排水量の16%以下とした((...
保有上限は、米国・英国共に15万トン・日本10万5500トン。
-[[潜水艦]]~
排水量は2,000トン以下。備砲は5インチ以下。(ただし、3隻に...
保有上限は、米英日ともに5万2700トン。
-規制対象外~
--[[排水量]]1万トン以下・速力20ノット以下の特務艦。
--速力20ノット以下・備砲6.1インチ砲4門以下の艦。
--[[排水量]]600トン以下の艦
**日本への影響 [#z21946eb]
本条約の発効により、巡洋艦・駆逐艦・潜水艦の保有数にも制...
「陸上基地から展開する大型[[雷撃機]]――[[陸上攻撃機]]の開...
「個艦戦闘力の更なる強化」~
を図ることとなった。~
このうち前者については、[[九六式陸上攻撃機]]が日華事変で...
一方、後者については、[[酸素魚雷]]の実用化などで一定の成...
~
また、軍人が主導していた前条約と異なり、本条約は文官官僚...
>この時、海軍の[[上級士官>士官]]内に、日本が不利な条件((...
**その後 [#t9f415c3]
本条約発効後、1935年に第2回の軍縮会議が持たれることとなっ...
更にイタリアもエチオピア侵攻により本条約からは脱退したが...
~
この第二次条約では~
「各国の建艦案相互通告・情報交換」~
「戦艦は基準排水量3万5000トン以下・備砲14インチ以下、空母...
などといった規定が結ばれ、1942年まで有効とされた。~
また、前条約を批准した国で、1937年4月1日までに第二次条約...
~
これにより[[ネイバル・ホリデー]]は終わりを告げ、世界は194...
>結果として、日本が本条約に批准しなかったことは短慮であっ...
本条約を批准していれば、派手な軍艦を造れない代わりに、そ...
ページ名:
検索
AND検索
OR検索
索引
トップページ
ア行
カ行
サ行
タ行
ナ行
ハ行
マ行
ヤ行
ラ行
ワ行
英数
兵器別索引
軍事組織・準軍事組織索引
掲示板
ヘルプ
編集時のきまり
よい説明の書き方
練習用ページ
最新の15件
2024-04-18
ユナイテッド・ステーツ
2024-04-17
RecentDeleted
航空郵便
DC-6
陸上自衛隊
2024-04-16
A380
エールフランス
強風
2024-04-15
殲撃20
ユンカース
2024-04-14
第4航空団(自衛隊)
キャンバー
高速炉
海上保安庁特殊警備隊
99式自走榴弾砲
最終更新履歴
↑
Link
MASDF
128