*&ruby(らむ){【RAM】}; [#c18047b1]
+Radar Absorbent Material. ~
レーダー電波吸収剤。 ~
レーダー波を吸収し熱に変換することでレーダー波の反射率を低減させ、機体を[[レーダー]]に映りにくくする。 ~
レーダー波を吸収して熱に変換する性質を持ち、[[レーダー]]で機体を発見される危険性を低下させる。~
~
+RIM-116「RAM((Rolling Airframe Missile.))」~
[[CIWS]]の一種。直訳すると本体回転型ミサイルである。~
[[CIWS]]のベストセラーとなった[[ファランクス]]だが、これに対してロシアの[[対艦ミサイル]]は超低空を超高速で飛翔することによって探知してから迎撃する時間を与えないという方向に進化しており、[[ファランクス]]の20mm機関砲では威力・射程共に不足するという懸念が生まれた。~
また、[[機関砲]]では同時に複数目標に対処できないため、多数の[[ミサイル]]を一斉に発射する[[飽和攻撃]]により数の力で[[CIWS]]を突破するというロシア軍のドクトリンを考慮すると[[機関砲]]を大口径化するだけでは不安が残ることから開発がスタートする事となった。~
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RAMは多目標を同時に迎撃するために[[撃ちっ放し>撃ちっ放し能力]]が可能で、万が一初弾が迎撃に失敗しても再度対処できる事が期待されたが、超音速ミサイルに超音速ミサイルを当てるという技術に開発は難航し、1974年に始まった開発は何度も中止の危機を乗り越え、1992年にようやく配備にこぎつけた。~
[[FIM-92]]の[[シーカー]]と[[AIM-9]]の弾体をベースに設計されているが、尾部の動翼が2枚しかなく、名前のとおり[[ロール]]しながら飛翔することが特徴である。~
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現在、採用されている艦はアメリカ海軍では[[ワスプ級>ワスプ]][[強襲揚陸艦]]や[[ニミッツ級>ニミッツ]][[航空母艦]]等に、途中から開発に加わったドイツではザクセン級フリゲートに採用されている他、韓国海軍においても&ruby(チュンムゴン・イ・スンシン){忠武公李舜臣}; 級[[駆逐艦]]等に採用されている。~
日本では[[護衛艦]]『[[あぶくま]]』型や補給艦『ましゅう』型に搭載予定となっているが、未だ装備されておらず、将来の搭載に関しても疑問が残る。~
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**スペックデータ [#fd006754]
全長:2.82m~
直径:12.7cm~
翼幅:44.5cm~
発射重量:73.5kg~
射程:9.6km~
速度:マッハ2.5~
推進方式:固体推進ロケットモーター~
エンジン:Mk36改8またはMk112減煙モーター([[AIM-9]]のもの)~
弾頭:WDU-17B [[HE>榴弾]]爆風破片弾頭(10kg)~
誘導方式:パッシブレーダー誘導/[[赤外線誘導]]~
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**主な搭載艦艇 [#r6c42279]
-アメリカ
--[[キティホーク級>キティホーク]][[航空母艦]](CV-63・CV-67のみ)
--[[エンタープライズ級>エンタープライズ]]航空母艦
--[[ニミッツ級>ニミッツ]]航空母艦
--ジェラルド・R・フォード級航空母艦(建造中)
--[[タラワ級>タラワ]][[強襲揚陸艦]]
--[[ワスプ級>ワスプ]]強襲揚陸艦
--アメリカ級強襲揚陸艦(計画中)
--ホイットビー・アイランド級[[ドック型揚陸艦]]
--ハーバーズ・フェリー級ドック型揚陸艦
--サン・アントニオ級ドック型揚陸艦
--フリーダム級LCS([[沿海域戦闘艦]])
--インディペンデンス級LCS
~
-ドイツ
--ブレーメン級[[フリゲート]]
--ブランデンブルク級フリゲート
--ザクセン級フリゲート
--ブラウンシュヴァイク級コルベット
--ゲパルト級ミサイル艇
~
-韓国
--忠武公李舜臣級[[駆逐艦]]
--&ruby(セジョンデワン){世宗大王};級イージス駆逐艦
--&ruby(ドクト){独島};級ドック型揚陸艦(強襲揚陸艦)
~
-日本
--19500t型護衛艦(22DDH)(SeaRAM予定)
~
-ギリシャ
--リュッセン級ミサイル艇

-トルコ
--ヘイベリ(ミルゲム)型コルベット(建造中)

-エジプト
--アンバサダーMk.3級ミサイル艇(建造中)

+Rolling Airframe Missile.~
本体回転型[[ミサイル]]。本体が[[ライフル]]のように回転しながら飛ぶ。~
搭載[[シーカー]]の視点を目まぐるしく変化させる事で広い空間を捕捉し、比較的低コストで[[撃ちっ放し能力]]を獲得できる。

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