*&ruby(みぐにじゅうく){【MiG-29】}; [#s45140ef]
旧ソビエトの[[ミコヤン・グレビッチ>ミグ]]設計局が開発した[[戦闘機]]。~
ロシアでの非公式の愛称は「ラーストチュカ((ласточка(ラースタチュカ):ロシア語で燕の意味。))」、[[NATOコード]]は&ruby(ファルクラム){Fulcrum};(フルクラムとも).~
~
本機は、1970年代に西側陣営で[[F-14]]や[[F-15]]などの新型[[戦闘機]]が次々配備されつつあるなかで、これらに対抗すべく[[MiG-21]]や[[MiG-23]]などの後継として開発された、[[F-15]]などと並ぶいわゆる第四世代戦闘機である。~
速度と機動性を両立した優れた機体であったが、[[フライバイワイヤー]]を採用していない、[[レーダー]]処理能力の不足、などから現代航空戦の勝負の決め手となる[[アビオニクス]]において西側より劣っているとされ、戦闘力は低いと評される時期もあった。~
~
しかし、東西ドイツ統合によりMiG-29と[[F-16]]の[[異機種戦闘訓練>DACT]]が実現すると、余裕勝ちと思われていた[[F-16]]が次々と撃墜判定されるという結果になり関係者に衝撃を与えた。~
しかも[[F-16]]の[[パイロット]]は何が起こったのかさえも気づくことなく落とされたという。~
これは、当時西側ではあまり使い物にならないとして関心が薄かった[[赤外線捜索追尾装置(IRST)>IRST]]とパイロットのヘルメットを高度に連動させた[[ヘルメット・マウンテッド・サイト(HMD)>ヘルメット・マウンテッド・サイト]]の採用による高い[[オフボアサイト]]能力と、[[赤外線誘導]]の[[AA-11「アーチャー(Archer)」(ロシア名:R-73)>AA-11]][[短射程AAM>空対空ミサイル]]との組み合わせによって、自らは[[レーダー]]波などを発せずに相手に気づかれることなく[[ロックオン]]する事ができたためである。~
しかしこれは練度の高い[[パイロット]]が行った訓練での話であり、[[F-16]]が圧勝したケースも少なくない。~
実戦において本機は[[F-16]]に圧倒的敗北を喫しているが、その時は、既に[[地上管制>管制]]が機能していなかった本機の方に、[[AWACS>AWACS(航空機)]]による支援を受けた側が奇襲した結果である。~
>この手の「どっちが強いか」の話には、個々の機体の性能ではなく、運用面の差が勝敗を分けている事が多いので、注意を要する((最新のステルス戦闘機でも、格闘戦の性能が従来の戦闘機に劣る事はしばしばある。&br;  しかしそもそもレーダーに映らず、発見すら難しいステルス戦闘機に格闘戦を仕掛ける事など殆ど不可能に近いため、そのようなデータは「力比べ」としては不十分である。))。

実用面では[[Su-27]]が比較的長距離対応の[[制空戦闘機]]であるのに対し、MiG-29は[[局地戦闘機]]的性格が強い。~
~
本機は高出力な[[エンジン]]と軽量な機体が生み出す優れた機動性と、西側とは違った概念に基づく[[アビオニクス]]によって優れた能力を得ているが、搭載力や[[航続距離]]、特に少ない[[燃料]]搭載量の問題で制空戦闘機以外の用途では使いにくいことから、ロシア本国では、同時期に開発された大型で様々な任務を遂行できる[[Su-27]]が主力となってしまっている。((一機あたりの価格は高くとも能力が高い機体のほうが[[コスト・パフォーマンス]]が高いと判断された為。政治的な取引によって[[Su-27]]が優遇されているという情報もある。))~
そのため[[ロシア軍]]向けの生産は既に終了し、輸出目的のみで生産が続けられている。~
~
ただ、[[湾岸戦争]]時の悪評や共産主義的な体質から販売はあまり芳しくないようだ。~
2008年には、アルジェリアに納品した15機が「品質に問題あり」とされ返品されてしまった。~
理由は、[[冷戦]]後のキャンセルで買い手がつかず放置されていた機体をレストアして送ってしまった事に由来するという。
~
#ref(mig29.jpg)
Photo: USAF~
~
関連:[[ストリージ]] [[ウクライィーンスィキ・ソーコルィ]]~
~
**スペックデータ[#gcab79a6]
|>|CENTER:''MiG-29SM''|
|乗員|パイロット1名|
|全長|17.32m|
|全高|4.73m|
|全幅|11.36m|
|離陸重量&br;(通常/最大)|15,300kg/20,000kg|
|[[発動機>エンジン]]|クリーモフ [[RD-33]][[ターボファン]]×2基|
|[[推力]]|8,300kg|
|運用寿命|2,500時間(寿命延長改修により最大4,000時間にまで延長可能)|
|最大速度|高空:[[マッハ]]2.25(2,400km/h)|
|~|低空:1,500km/h|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|17,750m|
|最大G|9G|
|[[航続距離]]|1,500km([[増槽]]なし)|
|~|2,100km(増槽×1)|
|~|2,900km(増槽×3)|
|~|5,000km以上(増槽×3と空中給油1回)|
|固定武装|[[GSh-301 30mm機関砲>GSh-301]]×1門|
|[[ハードポイント]]|6か所|
|>|CENTER:兵装|
|[[AAM>空対空ミサイル]]|[[R-27ER1/R-27ET1>AA-10]]/[[R-73E>AA-11]]/[[R-77 RVV-AE>AA-12]]|
|[[AGM>空対地ミサイル]]|[[Kh-25ML>AS-12]]/[[Kh-29TE/Kh-29L>AS-14]]|
|[[ASM>空対艦ミサイル]]|[[Kh-31A>AS-17]]|
|[[ARM>対レーダーミサイル]]|[[Kh-31P>AS-17]]|
|[[爆弾]]|KAB-500KR[[レーザー誘導爆弾]]|
~
|>|CENTER:''MiG-29M''|
|乗員|パイロット1〜2名|
|全長|17.37m|
|全高|4.73m|
|全幅|11.4m|
|翼面積|38|
|空虚重量|13,380kg|
|通常離陸重量|17,500kg/17,780kg(MiG-29M2)|
|最大離陸重量|22,400kg|
|[[発動機>エンジン]]|クリーモフ [[RD-33MK>RD-33]][[ターボファン]]×2基|
|[[推力]]|[[ドライ>ミリタリー推力]]:52kN(5,400kgf)|
|~|[[A/B>アフターバーナー]]使用時:88kN(9,000kgf)|
|[[推力重量比]]|1.02|
|最大速度|高高度:[[マッハ]]2.25(2,400km/h)|
|~|低空:1,450km/h|
|翼面加重|442kg/|
|[[上昇率]]|330m/s|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|17,750m|
|最大G|9G|
|[[航続距離]]|2,000km/3,000m(MiG-29M2)|
|フェリー航続距離|3,100km|
|[[戦闘行動半径]]|1,000km|
|固定武装|[[GSh-301 30mm機関砲>GSh-301]]×1門(装弾数150発)|
|[[ハードポイント]]|9か所|
|>|CENTER:兵装|
|[[AAM>空対空ミサイル]]|[[R-27R/T/ER/ET>AA-10]]×4発&br;[[R-60M>AA-8]]×4発&br;[[R-73E/M・R-74M>AA-11]]×8発&br;[[R-77 RVV-AE>AA-12]]×8発|
|[[AGM>空対地ミサイル]]|[[Kh-29T/Kh-29L>AS-14]]×4発|
|[[ASM>空対艦ミサイル]]|[[Kh-31A>AS-17]]×4発|
|[[ARM>対レーダーミサイル]]|[[Kh-31P>AS-17]]×4発|
|[[ロケット弾]]|[[S-8]]、[[S-13]]、[[S-24]]、[[S-25L>S-25]]、S-250|
|爆弾類|[[誘導爆弾]]:KAB-500L/KR/S-E、KAB-1500L/KR/R/S-E&br;[[無誘導爆弾>通常爆弾]]:FAB-250、FAB-500&br;[[ナパーム弾]]:ZAB-500|
|その他|T220/E照準[[ポッド]]|
~
|>|CENTER:''MiG-29K<<9.41>>''|
|乗員|パイロット1名|
|全長|17.3m|
|全高|4.40m|
|全幅|11.99m|
|翼面積|43|
|全備重量|18,550kg|
|最大離陸重量|24,500kg|
|[[発動機>エンジン]]|クリーモフ [[RD-33MK>RD-33]][[ターボファン]]×2基|
|[[推力]]|9,000kgf([[A/B>アフターバーナー]]使用時)|
|[[推力重量比]]|0.97|
|最大速度|高空:[[マッハ]]2+(2,200km/h)|
|~|低空:マッハ1.2(1,400km/h)|
|翼面加重|442kg/|
|[[上昇率]]|6,540m/min(0〜6000m平均)|
|海面上昇率|19,812m/min|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|17,500m|
|最大G|8G|
|[[航続距離]]|2,000km|
|~|5,500km(増槽×3と空中給油1回)|
|フェリー航続距離|3,100km(増槽×3)|
|固定武装|[[GSh-301 30mm機関砲>GSh-301]]×1門(装弾数100発)|
|[[ハードポイント]]|9か所(うち3か所に増槽懸架可能)|
|>|CENTER:兵装|
|[[AAM>空対空ミサイル]]|[[R-73>AA-11]]×8発&br;[[R-77 RVV-AE>AA-12]]×6発&br;[[R-27>AA-10]]|
|[[AGM>空対地ミサイル]]|[[Kh-25ML>AS-12]]、[[Kh-29T>AS-14]]、[[Kh-35U>SS-N-25]]|
|[[ASM>空対艦ミサイル]]|[[Kh-31A>AS-17]]×4発&br;[[Kh-35>SS-N-25]]×4発|
|[[ARM>対レーダーミサイル]]|Kh-25MP&br;[[Kh-31P>AS-17]]×4発|
|爆弾類|[[クラスター爆弾]]:RBK-250、RBK-500、RBK-750&br;[[汎用爆弾>通常爆弾]]:FAB-500-M62、FAB-1000&br;[[レーザー誘導爆弾]]:KAB-500KR×4発|
|その他|[[チャフ]]・[[フレア]]ディスペンサー&br;MSP-418K[[ジャミング]][[ポッド]]&br;T220/E照準ポッド&br;[[増槽]](1,500L×1基、1,150L×2基)&br;PAZ-1MK 給油ポッド|
~
|>|CENTER:''MiG-35''|
|乗員|パイロット1〜2名|
|全長|17.37m|
|全高|4.73m|
|全幅|11.4m|
|翼面積|38|
|空虚重量|13,380kg|
|通常離陸重量|17,500kg/17,780kg(複座型)|
|最大離陸重量|22,400kg|
|[[発動機>エンジン]]|クリーモフ [[RD-33MK>RD-33]][[ターボファン]]×2基|
|[[推力]]|[[ドライ推力>ミリタリー推力]]:52kN (5,400kgf)|
|~|[[A/B>アフターバーナー]]使用時:88kN (9,000kgf) |
|推力重量比|1.02|
|最大速度|高空:[[マッハ]]2.25(2,400km/h)|
|~|低空:1,450km/h|
|上昇率|330m/s|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|17,500m|
|翼面加重|442kg/|
|最大G|9G|
|[[航続距離]]|2,000km/3,000km(複座型)|
|フェリー航続距離|3,100km|
|戦闘行動半径|1,000km|
|固定武装|[[GSh-301 30mm機関砲>GSh-301]]×1門(装弾数150発)|
|[[ハードポイント]]|9か所|
|>|CENTER:兵装|
|[[AAM>空対空ミサイル]]|[[R-27R/T/ER/ET>AA-10]]×4発&br;[[R-60M>AA-8]]×4発&br;[[R-73E/M・R-74M>AA-11]]×8発&br;[[R-77 RVV-AE>AA-12]]×8発|
|[[AGM>空対地ミサイル]]|[[Kh-29T/Kh-29L>AS-14]]×4発|
|[[ASM>空対艦ミサイル]]|[[Kh-31A>AS-17]]×4発|
|[[ARM>対レーダーミサイル]]|[[Kh-31P>AS-17]]×4発|
|[[ロケット弾]]|[[S-8]]、[[S-13]]、[[S-24]]、[[S-25L>S-25]]、S-250|
|爆弾類|[[誘導爆弾]]:KAB-500L/KR/S-E、KAB-1500L/KR/R/S-E&br;[[無誘導爆弾>通常爆弾]]:FAB-250、FAB-500&br;[[ナパーム弾]]:ZAB-500|
|その他|OLS-K照準ポッド&br;T220/E照準[[ポッド]]|
~
**現在の各国での保有数(2003年 推測) [#gcab79a6]
-アフリカ地域
--アルジェリア空軍:22機(MiG-29A/UB)
--エリトリア空軍:11機(MiG-29A/UB)
--スーダン空軍:不明(MiG-29A/UB)

-アジア地域
--バングラデシュ空軍:22機(MiG-29A/UB)
--インド空軍:65機(MiG-29A/UB/K/KUB)
--イラン空軍:30機(MiG-29A/UB)
--イラク空軍:不明(MiG-29B/UB)
--朝鮮人民軍空軍:35機(MiG-29A/UB、B型もしくはS/SE型を保有しているとの情報あり)
--マレーシア空軍:14機(MiG-29N/UB)
--シリア空軍:42機(MiG-29A/UBファルクラム)~

-東ヨーロッパ地域
--ブルガリア空軍:17機(MiG-29A/UB。アメリカ合衆国の支援で現役復帰)
--ハンガリー空軍:21機(MiG-29A/UB)
--ポーランド空軍:17機(MiG-29A/UB。NATO規格に改修。)
--ルーマニア空軍:22機(MiG-29A/C/UB)
--スロバキア空軍:20機(MiG-29A/UB)
--セルビア・モンテネグロ空軍:4機(MiG-29A/UB)

-ユーラシア地域
--カダフスタン空軍:33機(MiG-29A/UB)
--ベラルーシ空軍:51機(MiG-29C/A/UB)
--トルクメニスタン空軍:24機(MiG-29A/UB)
--ウクライナ空軍:190機(MiG-29A/C/UB)
--ウズベキスタン空軍:41機(MiG-29A/C/UB)
--ロシア空軍:260機(MiG-29A/C/S/M/M2/SMT/UB/UBT)

-西ヨーロッパ地域
--[[ドイツ空軍>ルフトバッフェ]]((旧東ドイツ空軍からの引継。のちにポーランドへ全機売却)):24機(MiG-29G/GT)

-北アメリカ地域
--キューバ空軍:14機(MiG-29A/UB)

-南アメリカ地域
--ペルー空軍:17機(MiG-29A/UB)
--エグアドル空軍:不明(MiG-29SMT/UBT)~


**主なバリエーション[#jc71ccde]
-<<9>>(プロダクト9 (Проект 9)):~
-<<9>>(プロイェークト9 (Проект 9)):~
試作機に付けられた設計局内でのコードネーム。~
[[NATO>北大西洋条約機構]]では[[ラームK]]と呼ばれた。~
~
--MiG-29A:~
N019「ルービン」[[レーダー]]の開発失敗に備えて、[[MiG-23M>MiG-23]]のレーダーを改良した「ヤンターリ」レーダーを搭載した計画案。~
「ルービン」の開発の目処が立ったため制作されず。~
~
--MiG-29 <<9-11>>:~
--MiG-29 <<9.11>>:~
原型機。~
~
-MiG-29 "ファルクラムA" <<9-12>>:~
-MiG-29 "ファルクラムA" <<9.12>>:~
1977年に[[初飛行]]した、ソ連本国向けの初期生産型。~
~
-MiG-29UB "ファルクラムB" <<9-51>>:~
-MiG-29UB "ファルクラムB" <<9.51>>:~
MiG-29Aの複座練習型。1981年初飛行。~
~
--MiG-29 var.A <<9-12A>>:~
--MiG-29 var.A <<9.12A>>:~
[[IFF>敵味方識別装置]]が付いていない、[[ワルシャワ条約機構]]各国向けダウングレード型。~
[[ワルシャワ条約機構]]解散後は9-12規格に改修されたとも言われている。~
~
---MiG-29G:~
MiG-29var.Aの[[ドイツ空軍>ルフトバッフェ]]仕様。~
[[アビオニクス]]が[[NATO>北大西洋条約機構]]規格に変更された。~
~
---MiG-29GT:~
MiG-29UBのドイツ空軍仕様。~
[[アビオニクス]]が[[NATO>北大西洋条約機構]]規格に変更された。~
~
---MiG-29 <<9-12M>>:~
---MiG-29 <<9.12M>>:~
ウクライナでの近代化改修型。~
改修対象となった機数は不明だが、ウクライナ海軍に配備されている模様。~
改修対象となった機数は不明だが、最初の機体はウクライナ海軍に配備された。~
~
---MiG-29 Sniper:~
ルーマニアとイスラエルが共同開発した近代化改修型。~
NATO軍との相互運用性を向上させている。~
新型デジタルミッションコンピュータ、通信、ナビゲーションシステム、トランスポンダ、多機能コックピットディスプレイ、[[レーダー警報受信機>レーダー警戒受信機]]を導入し、NATO軍との相互運用性を向上させている。~
~
--MiG-29 var.B <<9-12B>>:~
--MiG-29 var.B <<9.12B>>:~
[[ワルシャワ条約機構]]加盟国以外でのダウングレード輸出型。~
~
---L-18:~
MiG-29 var.Bのユーゴスラビア (現セルビア) での呼称。~
~
---NL-18:~
MiG-29UBのユーゴスラビア (現セルビア) での呼称。~
~
---MiG-29ESh:~
MiG-29 var.Bのスーダン向け輸出型。~
~
--MiG-29SD:~
輸出向けに開発された、9-13S規格に準じた9-12規格機。初飛行は1995年。~
~
---MiG-29N:~
MiG-29SDのマレーシア向け輸出型。初飛行は1998年。~
~
---MiG-29NUB:~
マレーシアに輸出された複座練習機型。~
~
---MiG-29AS:~
MiG-29SDに準ずる改修を行ったスロヴァキア空軍の機体。~
[[IFF>敵味方識別装置]]などがNATO規格に改修されている。~
~
---MiG-29UBS:~
複座練習機型。性能はMiG-29ASに準ずる。~
~
-MiG-29C "ファルクラムC" <<9-13>>:~
-MiG-29C "ファルクラムC" <<9.13>>:~
1982年に初飛行した、9-12規格の改修型。~
A型で問題となった燃料不足を打開するため、背面タンクを拡大し、燃料搭載量を増加した。~
A型で問題となった燃料不足を打開するため、背面タンクを拡大して燃料搭載量を増加した。~
[[ロシア軍]]以外にも、[[ルーマニア軍]]に少数が輸出された。~
~
--MiG-29S <<9-13S>>:~
--MiG-29S <<9.13S>>:~
1989年に初飛行した、9-13規格の能力向上型。~
電子装備・[[レーダー]]・[[アビオニクス]]の強化や[[空中給油]]能力の付与、背面タンクが拡大され搭載燃料が増加した。~
[[レーダー]]はN-019/SUV型を搭載する。~
~
--MiG-29SM <<9-13M>>:~
--MiG-29SM <<9.13M>>:~
1995年に初飛行した、MiG-29Sの能力向上型。~
~
--MiG-29SE <<9-13SE>>:~
9-13規格の輸出型。~
~
--MiG-29BM:~
ベラルーシ向けの9-13規格機の能力向上型。~
9-17規格の技術を応用している。~
~
-MiG-29 <<9-14>>:~
1985年に初飛行した改良型。~
当機系列は第4+世代ジェット戦闘機と定義されている。~
~
--MiG-29M(MiG-33)"ファルクラムE" <<9-15>>:~
1987年に初飛行した、MiG-29Sの改良型。~
[[ハードポイント]]が2箇所追加され、4重の新型[[フライバイワイヤー]]やNIIR N010「バルス-29」レーダーを搭載、[[対レーダーミサイル]]発射能力も追加された。~
[[ハードポイント]]が2箇所追加され、4重の新型[[フライバイワイヤー]]やNIIR N010「ジューク」レーダーを搭載、[[対レーダーミサイル]]発射能力も追加された。~
また、[[水平尾翼]]の形状も変更され、前縁にドッグトゥースが設けられている。~
なお、冷戦時代には「MiG-33」とも一部では言われていた。~
ソ連崩壊後のロシアの財政難により開発中止となった。~
~
--MiG-29UBM:~
MiG-29Mに準ずる複座練習機型。生産されず。~
~
---MiG-29ME(MiG-33):~
9-15規格の輸出型。生産されず。~
~
---MiG-29OVT:~
M型の改良型で、ソ連崩壊後に開発中止となった9-15規格の機体を流用したテストベット機。~
[[エンジン]]や[[アビオニクス]]を近代化し、ベクタリング・スラストノズルを付けている。~
このベクタリング・スラストノズルは[[Su-27]]系列に採用されたものとは違い、縦横独立で駆動する。~
[[エアショー]]では[[ダブル・クルビット>クルビット]]やロースピードホバリング等の、[[Su-30MKK>Su-27]]以上の常識を超えた運動性能を披露した。~
また、この形式をMiG-35Dという名称でインドに[[MiG-21]]の代替機として提案がなされている。~
~
--MiG-29KVP:~
短距離離着陸用の試験機。~
尾部全体を強化しアレスティング・フックを装備した。~
~
--MiG-29K "ファルクラムD"<<9-31>>:~
1988年に初飛行した、9-15規格の艦上戦闘攻撃機型。~
艦載化のため、脚構造の強化、着艦フックの装備、フラップの拡大などの改良が行われている。~
1988年に初飛行した艦上戦闘攻撃機型。~
MiG-29M<<9.15>>をベースに脚構造の強化、着艦フックの装備、フラップの拡大などの改良が行われている。~
また、インテークの蓋・機体上面の補助インテークは廃止されている。~
選定で[[Su-27K>Su-27]]に敗れ開発中止になった。~
~
--MiG-29KU <<9-62>>:~
複座艦上練習機型。生産されず。~
~
-MiG-29M2(MiG-29MRCA((Multi Role Combat Aircraft.))):~
MiG-29UBMから発展した複座戦闘攻撃機型。初飛行は2002年。~
インドなどに提案中。~
当機系列は第4++世代ジェット戦闘機と定義されている。~
この機体はMiG-29KUB/Kのベースとなり、後にMiG-35へと改造された。~
~
-MiG-29M(MiG-29M1):~
MiG-29M2の単座型。MiG-29M<<9.15>>とは異なる。~
~
--MiG-35D "ファルクラムF":~
MiG-29M2にMiG-29OVTの推力変向ノズルを採用した複座・発展型。~
MiG-29M2のアビオニクス強化型。オプションでMiG-29OVTの推力変向ノズルを搭載可能。~
この名称でインドに提案がなされている。~
「ジューク-AE」[[AESA]][[レーダー]]を装備するほか、エンジンの[[アフターバーナー]]なしでの超音速巡航「スーパークルーズ」も可能であるとされる。~
非公式名称として「スーパーファルクラム」とも呼ばれる。~
~
--MiG-35:~
MiG-35Dの単座型。~
~
--MiG-29K <<9-41>>:~
--MiG-29K <<9.41>>:~
MiG-29Mの艦上[[戦闘攻撃機]]型。~
元は[[ロシア海軍>ロシア軍]]向けで選定に洩れた為採用されなかったが、後にインド海軍が採用した経緯を持つ。~
インド側の要求が大幅に取り入れられており、軽量化や短距離離陸能力の強化、搭載燃料の増加や低RCS塗料の採用が行われている。~
2008年5月からインド海軍への引渡しが始まっているほか、2009年10月にロシア海軍が現在使用している[[Su-33>Su-27]]艦上戦闘機の代替として2010年にMiG-29KUBを含む24機を購入することが発表された。~
~
--MiG-29KUB <<9-47>>:~
MiG-29Kの複座型。~
操縦席配置はタンデム方式でインド海軍に採用されたほか、ロシア海軍でも購入予定である。~
操縦席配置はMiG-29M2と同じくタンデム方式。~
インド海軍に採用されたほか、ロシア海軍でも購入予定である。~
~
-MiG-29SMT <<9-17>>:~
MiG-29の最新型で、9.15規格の技術を用いた改修型。~
新型[[レーダー]]・[[グラスコックピット]]・[[エンジン]]が搭載され、機内燃料が増加された。~
のちにベネズエラに輸出されている。~
~
-MiG-29UBT <<9-52>>:~
MiG-29SMTの複座戦闘攻撃機型。初飛行は1998年。~
~
--MiG-29SMT2 <<9-17A>>:~
SMT型の能力向上型。~
~
--MiG-29SMTK <<9-17K>>:~
SMT型の艦上戦闘攻撃機型。~
~
---MiG-29K-2002:~
MiG-29SMTKに西側装備品搭載能力を追加した輸出型。MiG-29Kと高い共通性を有する。~
MiG-29MTKとも呼ばれる。~
~
---MiG-29K-2008:~
MiG-29K-2002の能力向上型。MiG-35と高い共通性を有する。~
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IP:153.151.167.232 TIME:"2016-12-12 (月) 20:28:45" REFERER:"http://mmsdf.sakura.ne.jp/public/glossary/pukiwiki.php" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko"

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