*【&ruby(えむはちじゅうご){M85};】 [#yc1e5ef0]
Machine Gun, Cal .50, Fixed, M85(50口径固定式機関銃 M85)~
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[[ジェネラルエレクトリック社>ジェネラルエレクトリック]]が[[ブローニングM2]]の後継としてM2の設計を発展させて開発した車載用[[重機関銃]]。~
主に[[戦車]]などの小砲塔(銃塔)に搭載するために開発された。~
また、[[ヘリコプター]]を始めとした航空機、および艦艇用の搭載機関銃を更新するものとしても導入が予定されていた。~
[[ジェネラルエレクトリック社>ジェネラルエレクトリック]]が、[[ブローニングM2]]の後継としてM2の設計を発展させて開発した車載用[[重機関銃]]。~
主に[[戦車]]などの[[小砲塔(銃塔)>砲塔]]に搭載するために開発された。~
また、[[ヘリコプター]]を始めとした[[航空機]]、および[[艦艇]]用の搭載機関銃を更新するものとしても導入が予定されていた。~
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機関部の全長を短くして発射機構も電磁式の遠隔操作式となっている。~
車載もしくは航空機搭載を前提としているため、M2のように三脚架に架装して歩兵が使うことを前提としていない(直接照準器も装備されていない)。~
車載もしくは[[航空機]]搭載を前提としているため、M2のように三脚架に架装して[[歩兵]]が使うことを前提としていない(直接照準器も装備されていない)。~
発射速度は対地目標向けの低速モードと対空目標向けの高速モードに切り替えることが可能であった。~
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しかし、作動機構を抜本的に変更しないまま機関部全長を短くした設計が影響して作動不良が多発。~
特に発射速度切り替え機構が射撃中に勝手に切り替わってしまう欠陥は高い確率で内部機構が破損することが問題になった。~
弾帯の送弾方式も変更したため使用弾薬が全く同一であるにも関わらず既存のM2と弾帯の互換性がない(M2用に組み上げられた弾帯はM85では使用できない(逆も同様))ことも問題になった。~
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そのため、[[M60戦車>M60(戦車)]]とその派生型、およびLVTP7水陸両用[[装甲兵員輸送車]]に搭載されたのみで、M2重機関銃に代わることはできなかった。~
そのため、[[M60戦車>M60(戦車)]]とその派生型、および[[LVTP-7>AAV7]]水陸両用[[装甲兵員輸送車]]に搭載されたのみで、M2重機関銃に代わることはできなかった。~

**スペックデータ [#a44eb7da]
|設計・製造社|[[ジェネラル・エレクトリック>ジェネラルエレクトリック]]|
|口径|12.7mm|
|全長|1,384.3mm|
|銃身長|1,143mm|
|重量|29.5kg(本体のみ)|
|作動方式|ショートリコイル|
|装弾数|ベルト給弾式|
|使用弾薬|12.7×99mm NATO弾(通常弾、[[焼夷弾]]、[[徹甲弾]]等)|
|発射速度|400〜500発/分(低速(対地)モード)&br;1,000〜1,100発/分(高速(対空)モード)|
|銃口初速|880m/s|
|射程|2,000m(有効)/6,703m(最大)|
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