*&ruby(いーてん){【E-10】}; [#u1d8f769]
Boeing/Northrop Grumman E-10.~
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アメリカの[[ボーイング]]と[[ノースロップ・グラマン]]が、中型ジェット[[旅客機]]・[[B767-400ER>B767]]をベースに開発していたマルチセンサー指揮管制機(MC2A(Multi-Sensor Command and Control Aircraft))。~
従来、[[アメリカ空軍]]が用いていた[[E-3C「セントリー」>E-3]]・[[E-8「ジョイントスターズ」>E-8]]・[[EC>KC-135]]/[[RC-135]]の代替となる機体として開発されたが、連邦政府の国防予算縮小により2007年に開発が中止された。~
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従来、[[アメリカ空軍]]では航空/地上部隊の指揮・管制や[[ELINT]]/[[SIGINT]]に、[[ボーイング]][[B707]]/[[KC-135]]をベースにした[[E-3]]・[[E-8]]・[[EC>KC-135]]/[[RC-135]]といった機体を用いていた。~
しかし、これらの機体は母体となる[[B707]]/[[KC-135]]([[B717]])の原設計が1950年代と古く、機体自体の老朽化・陳腐化が進んでいる(([[B707]]の民間型の生産は1982年に終了し、軍用型も1991年に生産を終了していた。))のと同時に、機内スペースの狭さなども問題になっていた。~
しかし、これらの機体は母体となる[[B707]]/[[KC-135]]([[B717(初代)>B717]]((ただし、実際にはこの型式は欠番状態であった。)))の原設計が1950年代と古く、機体自体の老朽化・陳腐化が進んでいる(([[B707]]の民間型の生産は1982年に終了し、軍用型も1991年に生産を終了していた。))のと同時に、機内スペースの狭さなども問題になっていた。~
そこで、より設計の新しい[[B767]]をベースに、これらの代替となる機体を目指して開発されたのが本機であった。~
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計画では、B767の近代化モデルである-400ER型をベースにして、空地両用の"MP-RITP((Multi-Platform Radar Technology Insertion Program(多重[[プラットフォーム]]・[[レーダー]]技術挿入プログラム)の略。))"[[アクティブフェイズドアレイレーダー]]などを搭載することになっていたが、2006年に国防予算縮小のあおりを受けて追加予算が立てられなくなり、2010年に[[初飛行]]する予定の実証実験機の開発に注力することになった。~
しかし、この計画も後に中止され、機器の搭載を予定していた機体はバーレーンに売却されて[[政府専用機]]として用いられることになった。~
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なお、本機のために開発された各種技術は、(本機によって更新される予定だった)[[E-3]]・[[E-8]]・[[RC-135]]の改良に用いられた他、搭載を予定していた[[アクティブフェイズドアレイレーダー]]は小型化され、[[RQ-4「グローバルホーク」Block.40>RQ-4]][[無人>無人機]][[偵察機]]に搭載されることになった。~

**派生型(予定) [#aee35a3e]
予定されていた本機の派生型は以下のとおりである。~

-スパイラル1:~
[[E-8 Joint STARS>E-8]]の後継機。制式化時にはE-10Aになる予定だった。~
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-スパイラル2:~
[[E-3C「セントリー」>E-3]]の後継機。制式化時にはE-10Bになる予定だった。~
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-スパイラル3:~
[[EC-135>KC-135]]や[[RC-135]]など[[SIGINT]]/[[ELINT]]任務機の後継機。制式化時にはE-10Cになる予定だった。~
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