*&ruby(えーてぃーあーるよんじゅうに){【ATR42】}; [#oc3d0df0]
ATR 42.~
~
フランスとイタリアの合弁事業「ATR社」が1980年代に開発した、[[双発>双発機]]・小型の[[ターボプロップ]][[旅客機]]。~
型番の「42」は標準座席数(42席)に由来している。~
~
本機はもともと、フランスの[[アエロスパシアル]]社とイタリアのアエリタリア社がそれぞれ計画していた40席クラスの[[輸送機]]計画(アエロスパシアル社の「AS35」とアエリタリア社の「AIT230」)に端を発する。~
これら二つの案が類似していたことから合同に至り、1980年に開発に着手された。~
~
初号機は1984年に[[初飛行]]。翌1985年にフランスの「エールリトラル」社に引き渡され、量産が始まった。~
現在も改良が続けられ、世界各国の航空会社で用いられている。~
~
日本では熊本県の地域航空会社「[[天草エアライン]]」、[[日本エアコミューター]]及び[[北海道エアシステム]]の各社が採用している。~

**主な運用社 [#tabb7f30]
-民間
--フェデックス エクスプレス(アメリカ)
--アズールブラジル航空(ブラジル、[[LCC>格安航空会社]])
--エールリネール(オップ!)(フランス)
--エンパイア航空(アメリカ)
--Mountain Air Cargo(アメリカ)
--ASL航空(アイルランド)
--[[天草エアライン]](日本国内初導入)
--チェコ航空
--パキスタン国際航空
--[[日本エアコミューター]]
--Aeromar(メキシコ)
--ファーストエア(カナダ)
--Calm Air(カナダ)
--タロム航空(ルーマニア)
--スウィフトエア(スペイン)
--EasyFly(コロンビア、LCC)
--[[北海道エアシステム]]([[サーブ340]]の更新。2020年運航開始予定)
--[[北海道エアシステム]]([[サーブ340]]の更新。2021年運航開始予定)
~
-軍用・政府機関
--コロンビア海軍
--ナイジェリア空軍
--ミャンマー空軍
--イタリア[[沿岸警備隊]]
--イタリア財務警察(Guardia di Finanza)
~
**スペックデータ [#z322e02c]
|タイプ|CENTER:ATR 42-200|CENTER:ATR 42-300|CENTER:ATR 42-320|CENTER:ATR 42-500|CENTER:ATR 42-600|
|乗員数|>|>|>|>|CENTER:2名|
|座席数|>|>|>|>|CENTER:42〜52席|
|全長|>|>|>|>|CENTER:22.67m|
|[[キャビン]]長|>|>|>|>|CENTER:13.85m|
|全高|>|>|>|>|CENTER:7.59m|
|全幅|>|>|>|>|CENTER:24.57m|
|翼面積|>|>|>|>|CENTER:54.5|
|アスペクト比|>|>|>|>|CENTER:11.1:1|
|ホイールベース|>|>|>|>|CENTER:8.78m|
|自重|>|>|CENTER:10,500kg|>|CENTER:11,250kg|
|最大離陸重量&br;(MTOW)|CENTER:15,500kg|>|CENTER:16,900kg|>|CENTER:18,600kg|
|最大[[燃料]]容量|>|>|>|CENTER:5,625L|CENTER:4,500kg|
|[[エンジン]]|>|>|>|>|CENTER:[[ターボプロップ]]×2基|
|~|>|CENTER:[[P&W>プラット&ホイットニー]]・C&br;PW100|CENTER:[[P&W>プラット&ホイットニー]]・C&br;PW121|CENTER:[[P&W>プラット&ホイットニー]]・C&br;PW127E|CENTER:[[P&W>プラット&ホイットニー]]・C&br;PW127M|
|エンジン出力|>|CENTER:2,000shp|CENTER:2,100shp|>|CENTER:2,400shp|
|巡航速度&br;(巡航高度時)|>|>|CENTER:494km/h|CENTER:554km/h|CENTER:556km/h|
|[[航続距離]]|>|>|CENTER:885km|CENTER:1,555km|CENTER:1,560km|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|>|>|>|>|CENTER:7,600m|
|滑走距離&br;([[離陸]]/[[着陸]])&br;(MTOW時)|CENTER:-|CENTER:1,090m/1,033m|CENTER:1,041m/1,030m|>|CENTER:1,025m/1,126m|
~
**バリエーション [#t5d24574]
-ATR 42-200:~
試作機。数機だけ生産された。~
~
-ATR 42-300:~
基本生産型。最大離陸重量を引き上げた。~
~
-ATR 42-320:~
[[エンジン]]を[[プラット&ホイットニー]]PW121に換装し、高温高地性能強化を図った型。~
最大離陸重量は変わらないが、エンジン重量が増加した分だけ[[搭載量>ペイロード]]は減らされている。~
~
-ATR 42-400:~
200/300/320の[[プロペラ]]を六枚羽に変更した型。~
~
-ATR 42-500:~
エンジンをPW127Eに換装し、[[搭載量>ペイロード]]の増大と離着陸性能の向上を図った型。~
[[アビオニクス]]の更新により操縦性を改善するとともに、[[ICAO>国際民間航空機関]]カテゴリー兇[[ILS>計器着陸装置]]進入能力を得た。~
~
--ATR 42-500MP Surveyor:~
[[軍>軍隊]]・[[沿岸警備隊]]向け洋上監視機型。~
~
-ATR 42-600:~
現行の最新モデル。~
エンジンをPW127Mに換装し、アビオニクスをさらに改善してICAOのカテゴリー靴[[ILS>計器着陸装置]]進入能力を得るとともに[[グラスコックピット]]化を図ったもの。~
オプションでエルビット・システムズ社製のエンハンズド・ビジョン・システム「ClearVision」が用意されている。~
~
-ATR 42-600S:~
[[STOL]]性能を向上させ、800mの[[滑走路]]での離着陸を可能にした型。~
通常型に比べ低速時の操作性を向上させる大型[[ラダー>方向舵]]の採用、揚力を向上させる離陸[[フラップ]]25度、減速用[[スポイラー]]、オートブレーキの採用などが計画されている。~
エンジンはATR42とATR72型双方のエンジン出力に切り替えることが可能となる。~
2022年上半期までに[[型式証明]]取得を見込んでいる。~
~

IP:153.188.229.13 TIME:"2021-01-28 (木) 08:26:27" REFERER:"http://mmsdf.sakura.ne.jp/public/glossary/pukiwiki.php" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/87.0.4280.141 Safari/537.36"

トップ 編集 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS