*&ruby(だいにしだん){【第2師団】}; [#dbbe4945]
|>|CENTER:''概要''|
|創設|1962年|
|所属国|日本国|
|部隊編制単位|[[師団]]|
|兵種、任務、特性|即応機動&br;（[[機械化]][[歩兵]]）|
|上級部隊|[[北部方面隊]]|
|所在地|旭川駐屯地（北海道旭川市）|
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JGSDF 2nd Division.~
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[[陸上自衛隊]]における[[戦略]]級[[部隊]]単位である[[師団]]の一つ。~
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1950年の[[警察予備隊]]創設に際して北海道・真駒内駐屯地で編成された「[[警察予備隊第2管区隊>管区隊]]」をルーツとする。~
その後の1962年、「師団」制度が発足すると共に「第2管区隊」から現在の名称に改められた。~
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1995年、隷下部隊の三単位化に伴って第9[[普通科]][[連隊]]（旭川）が廃止され((当初は遠軽町所在の第25普通科連隊が廃止対象となっていたが、地元の強い反対と現地出身の政治家からの圧力で同隊が廃止された。))、第2戦車大隊が[[連隊]]に改編される((今後、大隊に縮小（再）改編が予定されている。))。~
2022年度には「即応機動師団」への位置付けが為され、北海道・留萌駐屯地に本部を置く第3普通科連隊が、諸職種混成・装輪式機械化部隊の「第3即応機動連隊」に改編されて、今日に至っている。~
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本師団の司令部は北海道・旭川駐屯地に所在しており、1個即応機動[[連隊]]、2個[[普通科]]（[[機械化]][[歩兵]]）[[連隊]]・1個[[特科]]（[[野戦砲兵>砲兵]]）[[連隊]]及び1個[[戦車連隊>機甲部隊]]((陸自において、[[戦車部隊>機甲部隊]]が「[[連隊]]」編制の師団及び[[旅団]]は、本師団を除けば[[第7師団>第7師団（自衛隊）]]のみである。))を基幹とする約8,100名の兵員を擁している((兵員数は他国の陸軍の基準に照らせば「[[独立混成旅団>旅団]]」程度である。))。~
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本師団は地政学上、ソ連（ロシア）による日本への着上陸侵攻があらば国土防衛の最前線を支える事になる部隊である。~
このため、一線級装備が優先的に配備される精鋭部隊として扱われており、近年では[[国連平和維持活動>国連軍]]などの海外派遣任務にも隷下部隊を派出する事が多い。~
>それゆえ「陸自の基準杭」「北鎮師団」と称される向きもある。
**部隊編制 [#t4175078]
-司令部（旭川駐屯地((同駐屯地内には800mの[[滑走路]]「[[旭川飛行場>飛行場]]」があり、[[旭川空港]]の開港前は民間機も発着していた。)) 以下地名）および司令部付部隊
--第3即応機動連隊（名寄）
--第25[[普通科]]連隊（遠軽）
--第26普通科連隊（留萌）
--[[第2戦車連隊>機甲部隊]]（上富良野）((1995年3月28日、第2戦車大隊を母体に第316戦車中隊と廃止された第9普通科連隊の人員の一部を吸収して編成。&br; 2024年以降に4個中隊に縮小し、大隊に改編予定。))
--[[第2戦車連隊>機甲部隊]]（上富良野）((1995年3月28日、第2戦車大隊を母体に第316戦車中隊と廃止された第9普通科連隊の人員の一部を吸収して編成。&br; 2024年3月に4個中隊に縮小された。))
--第2[[特科]]連隊（旭川）
--第2[[高射特科>高射砲]]大隊（旭川）
--第2飛行隊（旭川）
--第2[[施設>施設科]]大隊（旭川）
--第2[[後方支援>兵站]]連隊（旭川）
--第2通信大隊（旭川）
--第2[[偵察]]隊（名寄）
--第2情報隊（旭川）
--第2対舟艇対戦車中隊（上富良野）
--第2化学防護隊（旭川）
--[[第2音楽隊>音楽隊（自衛隊）]]（旭川）~
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