*&ruby(しんしん){【心神】}; [#d8c21f57]
X-2~
TRDI/三菱ATD-X((Advanced Technological Demonstrator-X:先進技術実証機の略。))「心神」.~
~
日本の[[防衛省技術研究本部>技術研究本部]]→[[防衛装備庁]]と[[三菱重工業]]が開発中の[[先進技術実証機>実験機]]。~
正式名称は2016年1月に制定された型式の「X-2」であり、「心神」は開発時の愛称のため、非公式のものとされる。~
~
機体は軽量な複合材料で製作され、[[ステルス]]性、高運動性を備えた高運動飛行制御システムを取り入れる。~
また、開発費を抑えるため、[[キャノピー]]は[[T-4>T-4(日本)]]の物を流用するなどしている。~
~
操縦系は[[フライバイワイヤー]]を使用するが、高運動性を実現する為、前縁[[フラップ]]駆動系統には[[P-1]][[哨戒機]]で採用された[[フライ・バイ・ライト(FBL)>フライバイライト]]を採用する。~
~
電子機器類では高性能[[フェイズドアレイレーダー]]に電子妨害装置を組み込んだ[[多機能RFセンサ]]、機体に張り付ける薄いレーダー・スマートスキンセンサーが装備される。~
[[エンジン]]はIHI製のXF5-1([[A/B>アフターバーナー]]推力約5t)を2基搭載する。~
また、新開発のパドル式[[推力偏向>推力偏向ノズル]]装置が装備され、急速な方向転換が可能であると推測される。~
~
2016年4月22日に[[初飛行]]した本機は、2017年10月30日までに32回のフライトを行い、その後は公式に性能試験終了とされている。~
得られたデータは将来的な国産ステルス戦闘機の開発のための下地として生かされる予定である。~
~
なお、本機はあくまでも「技術開発とその実証試験」を目的とした[[実験機]]である為、武装を施して[[戦闘機]]として運用する事は考えられおらず、エンジンの推力や機体サイズなどを指して「実戦は不可能である」といった評価は前提からして明らかに無意味である。~
日本の[[先進技術実証機>実験機]]。~
正式名称は2016年1月に制定された型式の「[[X-2]]」であり、「心神」は開発時の愛称のため、非公式のものとされる。~

**スペックデータ [#o97aedd0]
|>|CENTER:X-2|
|全長|14.174m|
|全高|4.514m|
|全幅|9.099m|
|空虚重量|約9.7t|
|[[エンジン]]|[[IHI]] XF5-1[[ターボファン]]×2基([[アフターバーナー]][[推力]]:約5t)|
~

IP:124.144.51.84 TIME:"2022-09-29 (木) 21:58:10" REFERER:"http://mmsdf.sakura.ne.jp/public/glossary/pukiwiki.php?cmd=edit&page=%BF%B4%BF%C0" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 15_5 like Mac OS X) AppleWebKit/605.1.15 (KHTML, like Gecko) Mobile/15E148 Safari Line/12.15.1"

トップ 編集 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS