*&ruby(じゅんようかん){【巡洋艦】}; [#ia1e8d43]
&ruby(クルーザー){Cruiser};.~
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主に[[植民地]]や海上通商路を護衛する目的で、[[航続距離]]を重視して設計された[[軍用艦艇>艦艇]]。~
>単純に性能だけを考えれば[[潜水艦]]でも同様のことが可能だが、[[潜水艦]]は機密保持上の要求から、所在が確定するような定期航路を設定して活動する事ができない。~
主に[[植民地]]や海上通商路を護衛する目的で、[[航続距離]]を重視して設計された[[軍用艦艇>艦艇]]。

要求の関係上、同国・同時代の[[戦艦]]よりも小さく、[[駆逐艦]]より大きい艦となる。~
[[航続距離]]は搭載可能な物資の量に依存するため、ある程度まで多大な[[ペイロード]]が要求される。~
一方、整備・補修などに備えて交代制を取るため、単艦戦力よりも多くの数を揃える事が必要とされる。~
また、護衛対象の[[輸送艦]]に追いつけない鈍足では用を為せないため、この点でも過剰な大型化は制限される。

>1920年代〜1930年代に結ばれた[[ワシントン海軍軍縮条約]]及び[[ロンドン海軍軍縮条約]]では、巡洋艦を「[[基準排水量]]10,000トン以下、[[主砲>艦載砲]][[口径]]8インチ(20.3cm)以下の艦」と定義していた。~
しかし、これは条約のための便宜的な定義であり、「巡洋艦とは何か」という問いに対する解答としては適切でない。

要求の関係上、同国・同時代の[[戦艦]]よりも小さく、[[駆逐艦]]より大きい艦となる。~
[[航続距離]]は搭載可能な物資の量に依存するため、ある程度まで多大な[[ペイロード]]が要求される。~
一方、整備・補修・喪失に備えて交代制を取る必要があり、できるだけ一隻ごとの予算・建造期間を節約する必要がある。~
また、護衛対象の[[輸送艦]]に追いつけない鈍足では用を為せないため、この点でも過剰な大型化は制限される。~
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遭遇し得る全ての状況に自ら対処する[[防御]]的運用が想定されるため、戦闘性能は偏りなく調整される。~
必然、あらゆる局面に安定して投入可能であり、多くの[[海軍]]で[[作戦]]運用の中核に据えられている。~
特に戦域が広大、ないし[[兵站]]に不備があって[[艦隊決戦]]を望めない場合に高い威力を発揮する。
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また同時に、戦闘に伴う損耗・喪失の大部分を占めるものとも想定されている。~
巡洋艦は大規模[[艦隊]]における[[戦略]]的影響力([[戦艦]]や[[航空母艦]])を守る護衛でもあり、盾となって攻撃を引き受ける事も任務に含まれる。~
[[駆逐艦]]を束ねた[[戦隊]]の[[旗艦]]として巡洋艦を用いる場合もあり、[[戦隊]]全体を護衛として用いるか、基幹戦力を温存するために分遣される。

**米軍での表記 [#h4256f4c]
-C:巡洋艦(Cruiser)、嘗ての[[防護巡洋艦]]~
-CA:[[重巡洋艦]](デ・モイン級他)~
-CL:[[軽巡洋艦]](アトランタ級他)~
-CLAA:防空軽巡洋艦(サンディエゴ級他)~
-CS:偵察巡洋艦(チェスター級)~
-CB:大型巡洋艦(アラスカ級)~
-CAG:ミサイル重巡洋艦(ボストン級)~
-CLG:ミサイル軽巡洋艦(トペカ級他)~
-CSGN:原子力打撃巡洋艦(計画中止)~
-CLK:[[フリゲート]](旧・嚮導駆逐艦)対潜艦([[Light-Hunter-Killer>ハンターキラー]]) (ノーフォーク級)~
-CG(N):(原子力)ミサイル巡洋艦([[ヴァージニア]]級・[[タイコンデロガ]]級他)~
-ACR:嘗ての装甲巡洋艦(後にCAに改称)~
-CC:[[巡洋戦艦]](アメリカ海軍、イギリス海軍はBC)、後のアメリカ海軍における指揮巡洋艦(戦術指揮艦)

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