*&ruby(かのやこうくうきち){【鹿屋航空基地】}; [#m59b2e8a]

JMSDF Kanoya Air Base.~
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鹿児島県鹿屋市に所在する軍用[[飛行場]]。~
[[海上自衛隊]]が([[固定翼>固定翼機]])[[哨戒機]]部隊を駐留させており、日本の南西海域を守備範囲として防衛・警備・災害派遣対応にあたっている。~
また、基地内には「鹿屋航空資料館」があり、海上自衛隊の[[航空機]]に関する歴史資料を展示公開している((同資料館には[[旧海軍>日本軍]]の[[二式飛行艇]](唯一現存する機体。終戦後長らく[[アメリカ海軍]][[ノーフォーク基地>ノーフォーク海軍基地]]で保存されていた)も展示されている。))。~
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本飛行場の歴史は、1936年に[[日本海軍>日本軍]]が建設した飛行場に始まる。~
[[大東亜戦争]]では海軍航空隊の基地として用いられ((このため、[[滑走路]]脇には現在でも[[零式艦上戦闘機]]を収めた[[掩体壕>掩蔽壕]]が残されている他、司令部庁舎も2015年まで戦前に作られたものが使用されていた。))、末期([[沖縄戦]]の頃)には[[第5航空艦隊>艦隊]]((西日本地域における[[海軍]]の基地航空隊を統括指揮した高等司令部。))司令部が置かれ、[[菊水作戦]]における[[特攻隊>特別攻撃]]の出撃基地ともなった。~
[[大東亜戦争]]では[[海軍航空隊>海軍]]の基地として用いられ((このため、[[滑走路]]脇には現在でも[[零式艦上戦闘機]]を収めた[[掩体壕>掩蔽壕]]が残されている他、司令部庁舎も2015年まで戦前に作られたものが使用されていた。))、末期([[沖縄戦]]の頃)には[[第5航空艦隊>艦隊]]((西日本地域における[[海軍]]の基地航空隊を統括指揮した高等司令部。))司令部が置かれ、[[菊水作戦]]における[[特攻隊>特別攻撃]]の出撃基地ともなった。~
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終戦に伴って進駐してきた[[アメリカ軍]]に接収され、[[第5空軍>第5空軍(アメリカ軍)]]が基地として用いていた。~
その後、[[警察予備隊]]第4[[管区隊]]第12[[連隊]](現在の[[陸上自衛隊]]第12[[普通科]][[連隊]](([[西部方面隊]][[第8師団>第8師団(自衛隊)]]隷下。)))などの日本側[[部隊]]も当地で編成され、さらに[[海上自衛隊]]が[[部隊]]を駐留させて現在に至っている。~

**空港情報 [#sf338f28]
|種別|軍用|
|[[滑走路]]|2,250m×45m(08R/26L)&br;1,200m×40m(08L/26R)|
|3レターコード|なし|
|4レターコード|RJFY|
|[[ILS>計器着陸装置]]|n/a|
|設置・管理者|日本国[[防衛省]]([[海上自衛隊]])|
~
**駐留部隊 [#a033edf8]
駐留部隊はいずれも[[海上自衛隊]]の部隊である。~
-[[自衛艦隊]]航空集団隷下
--[[第1航空群>航空団]]
---第1航空隊([[P-3C>P-3]]及び[[P-1]]を運用)
---第1整備補給隊
---鹿屋航空基地隊
--第1航空修理隊
-教育航空集団隷下
--第211教育航空隊([[TH-135>EC135]]を運用)
--第212教育航空隊([[SH-60K>SH-60]]を運用)
-防衛大臣直轄
--システム通信隊群隷下
---佐世保システム通信隊鹿屋システム通信分遣隊
--[[警務隊>警務科]]隷下
---佐世保地方警務隊鹿屋警務分遣隊

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