*&ruby(みらーじゅにせん){【ミラージュ2000】}; [#t8123716]
*&ruby(みらーじゅ・どぅみーれ){【ミラージュ2000】}; [#t8123716]
Dassult Mirage 2000.~
~
フランスの[[ダッソー]]社が[[ミラージュF1C>ミラージュF1]]の後継として開発した[[戦闘機]]。~
1976年に開発が始まり、1978年に初号機が[[初飛行]]した。~
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機体は[[ミラージュ3]]と同じく[[無尾翼>無尾翼機]][[デルタ翼]]を採用しているが、機体構造に複合材を使用して軽量化を図ったほか、[[フライバイワイヤー]]やブレンデッドウィングボディなどの新しい設計概念を取り入れている。~
また、[[CCV]]設計により[[エレボン]]を下げたまま高い[[揚力]]を維持しつつ[[機首]]上げ姿勢をとれるようになったため、[[離陸]]滑走距離の短縮や[[着陸進入>アプローチ]]速度の低下に成功している。~
~
エンジンは[[SNECMA]]社製M53[[ターボファン]]エンジンを搭載し、固定武装にはDEFA554 30mm[[機関砲]]を2門搭載している。~
[[ハードポイント]]は翼下及び胴体下の9ヶ所で、[[シュペル530>R-530]]や[[マジック>R-550]]、[[MICA]]空対空ミサイルのほか、通常爆弾、対地ミサイル、対艦ミサイル等を搭載可能である。~
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後継の[[ラファール]]が生産・配備された現在でも輸出用として提案されており、エジプト、アブダビ、ペルー、ギリシア、インド、台湾、カタールなどが導入している。~

#ref(http://www.masdf.com/altimeter/riat/2ndday2/IMG_1085.jpg,600x400);
**スペックデータ [#feea6e92]
|>|CENTER:''ミラージュ2000''|
|乗員|1名(単座型)/2名(複座型)|
|全長|14.36m|
|全高|5.2m|
|翼幅|9.13m|
|[[主翼]]面積|41|
|空虚重量|7,500kg|
|総重量|13,800kg|
|最大離陸重量|17,000kg(過荷時)|
|最大兵装搭載量|6,200kg|
|[[エンジン]]|SNECMA M53-P2[[ターボファン]]×1基|
|[[推力]]|64.3kN([[ドライ>ミリタリー推力]])/95.1kN([[A/B>アフターバーナー]]使用時)|
|最高速度|[[Mach>マッハ]]2.2(高高度)&br;1,110km/h(海面上)|
|[[航続距離]]|1,550km|
|[[フェリー>回航]]航続距離|3,335km([[補助燃料タンク>増槽]]付き)|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|17,060m|
|[[海面上昇率>上昇率]]|285m/s|
|[[翼面荷重]]|337kg/|
|[[推力重量比]]|0.7|
|固定武装|DEFA554 30mm[[リボルバーカノン]]×2門(弾数125発)|
|>|CENTER:兵装|
|兵装搭載量|9か所の[[ハードポイント]](主翼下×4ヶ所、胴体下×5ヶ所)に&br;6,300kgまでの兵装を搭載可能|
|[[AAM>空対空ミサイル]]|[[MICA IR/RF>MICA]]×6発(ミラージュ2000-5、ミラージュ2000-9、ミラージュ2000 I)&br;[[シュペル530D>R-530]]×2発+[[R-550「マジック2」>R-550]]×2発(ミラージュ2000C)&br;アストラ(インド空軍)|
|[[ASM>空対艦ミサイル]]|[[AM.39>エグゾセ]]×2発(ミラージュ2000EG、ミラージュ2000-5 Mk.2)&br;SCALP EG×2発(ギリシャ空軍)|
|爆弾類|[[無誘導爆弾>通常爆弾]]:[[Mk.82>Mk.80シリーズ]]&br;[[誘導爆弾]]:&br;PGM500/PGM2000 モジュラー[[誘導爆弾]](ミラージュ2000-9)&br;[[GBU-12「ペイブウェイ供>ペイブウェイ]][[レーザー誘導爆弾]]×2発(ミラージュ2000C)&br;[[GBU-16「ペイブウェイ供>ペイブウェイ]]/[[GBU-24「ペイブウェイ掘>ペイブウェイ]][[レーザー誘導爆弾]]×1発&br;(ミラージュ2000C)|
|その他装備|マトラ 68mmロケット弾[[ポッド]]([[ロケット弾]]18発)&br;[[増槽]]など|
|[[アビオニクス]]|トムソン-CSF シラノ5(RDM((Radar Doppler Multifunction.)))[[レーダー]](ミラージュ2000C)&br;トムソン-CSF RDY((Radar Doppler Multitarget.))[[レーダー]](ミラージュ2000-5)|
~
|>|CENTER:''ミラージュ2000D/N''|
|乗員|2名|
|全長|14.55m|
|全高|5.15m|
|翼幅|9.13m|
|[[主翼]]面積|41|
|空虚重量|7,600kg|
|総重量|10,680kg|
|最大離陸重量|17,000kg|
|最大兵装搭載量|6,200kg|
|[[エンジン]]|SNECMA M53-P2[[ターボファン]]×1基|
|[[推力]]|64.3kN([[ドライ>ミリタリー推力]])/95.1kN([[A/B>アフターバーナー]]使用時)|
|最高速度|[[Mach>マッハ]]2.2|
|[[戦闘行動半径]]|1,480km|
|[[フェリー>回航]][[航続距離]]|1,800nm(3,340km)|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|18,000m|
|[[海面上昇率>上昇率]]|285m/s|
|[[翼面荷重]]|410kg/|
|[[推力重量比]]|0.91|
|>|CENTER:兵装|
|[[ハードポイント]]|9か所(主翼下×4ヶ所、胴体下×4ヶ所、胴体中心×1ヶ所)|
|[[AAM>空対空ミサイル]]|[[R-550「マジック2」>R-550]]×2発(通常)/4発(最大)&br;[[MICA IR>MICA]]×2発(通常)/6発(最大)|
|[[AGM>空対地ミサイル]]|[[ASMP]] 核巡航ミサイル×1発(ミラージュ2000D)&br;アパッチ対滑走路巡航ミサイル×1発&br;SCALP EG空中発射型[[巡航ミサイル]]×1発&br;AS-30L[[セミアクティブレーザー誘導]][[空対地ミサイル]]×2発|
|爆弾類|AASM 125kg/250kgモジュラー[[GPS>全地球測位装置]]/[[INS>慣性航法装置]]/[[IIR>赤外線誘導]][[誘導爆弾]]&br;GBU-12レーザー誘導爆弾 or GBU-49 INS/GPS/レーザー誘導爆弾×10発&br;[[GBU-10/GBU-16/GBU-24>ペイブウェイ]]レーザー誘導爆弾×3発&br;BGL-400/BGL-1000 レーザー誘導爆弾×3発|
|ロケット弾ポッド|マトラ 68mmロケット弾ポッド×4基(ロケット弾18発)|
|その他装備|ATLIS [[レーザー]]/光学照準[[ポッド]]&br;「ダモクル」レーザー照準ポッド&br;345ガロン[[ドロップタンク>増槽]]×1基&br;375、440 or 530ガロンドロップタンク×2基&br;CC630 30mm[[ガンポッド]]×2基(弾数各600発)|
~
|>|CENTER:''ミラージュ4000''|
|乗員|1名|
|全長|18.7m|
|全高|5.8m|
|翼幅|12m|
|翼面積|73|
|総重量|16,100kg(戦闘重量)|
|[[燃料]]容量|11,000リットル(機体内)|
|[[エンジン]]|SNECMA [[M53-2>M53]][[アフターバーナー]]付き[[ターボファン]]×2基|
|[[推力]]|[[ドライ推力>ミリタリー推力]]:64.3kN(14,500lbf)&br;A/B使用時:95.1kN(21,400lbf)|
|最高速度|[[マッハ]]2.3|
|最高維持速度|マッハ2.2|
|[[アプローチ]]速度|260km/h|
|[[航続距離]]|2,000km|
|[[戦闘行動半径]]|1,850km+([[外部燃料タンク>増槽]]+[[偵察]][[ポッド]]搭載時)|
|[[上昇限度]]|20,000m|
|[[上昇率]]|305m/s|
|高度到達時間|15,000mまで3分(マッハ2)|
|[[翼面荷重]]|220kg/屐弊鐺重量時)|
|>|CENTER:武装|
|固定武装|DEFA 30mm[[機関砲]]×2門(装弾数125発)|
|[[ハードポイント]]|11箇所、8,000kgまでの武装を搭載可能|
|[[ミサイル]]|長距離[[AAM>空対空ミサイル]]×2発、advanced AAM×8〜14発、[[AGM>空対地ミサイル]]×4発|
|[[ロケット弾]]|ロケット弾[[ポッド]]×4基|
|爆弾類|551lb(250kg)[[爆弾]]×27発|
|その他武装|660 US gal(2,500L)[[ドロップタンク>増槽]]×3基&br;[[FLIR]]ポッド&br;[[偵察]]ポッド&br;[[レーザー]]照準ポッド|

**配備国 [#kc3bdbbe]
-フランス空軍:計315機(ミラージュ2000C/DA/B/N/D)~
-UAE空軍:計68機(ミラージュ2000EAD/RAD(([[偵察機]]型。))/DAD/-9/-9D)
-インド空軍:計59機(ミラージュ2000H/TH)
-エジプト空軍:計20機(ミラージュ2000EM/BM)
-カタール空軍:計12機(ミラージュ2000-5EDA/DDA)
-ギリシャ空軍:計55機(ミラージュ2000EG/DG/-5Mk.2)
-台湾空軍:計60機(ミラージュ2000-5EI/DI)
-ペルー空軍:計12機(ミラージュ2000EP/DP)
-ブラジル空軍:計12機(ミラージュ2000C/B)
~
**バリエーション [#m4118e33]
-ミラージュ2000A:~
試作機及び生産前機。~
~
-ミラージュ2000B:~
転換訓練用の複座型。~
胴体は19cm延長されたが、機内の燃料搭載量が減らされ、機関砲も撤去された。~
量産15号機以降にはRDIレーダーが装備された。~
~
--ミラージュ2000BG:~
ギリシャ空軍向けの複座型。~
~
--ミラージュ2000BM:~
エジプト空軍向けの複座型。~
~
-ミラージュ2000C:~
RDMレーダーを装備した初期量産型。~
~
-ミラージュ2000D:~
ミラージュ2000Nから[[ASMP]]核弾頭搭載[[巡航ミサイル]]の運用能力を外し、通常兵器のみにした[[戦闘爆撃機]]型。~
自己防御器材の充実化や航法装置の高機能・高精度化が行われたほか、[[GPS>全地球測位装置]]が搭載された。~
~
--ミラージュ2000S:~
ミラージュ2000Dの輸出型。採用国なし。~
~
-ミラージュ2000E:~
ミラージュ2000の輸出型。~
複座型はミラージュ2000Dと呼ばれる(戦闘爆撃機型とは別物)。~
~
--ミラージュ2000EG:~
ギリシャ空軍向けの単座型。~
~
--ミラージュ2000EM:~
エジプト空軍向けの単座型。~
~
--ミラージュ2000EAD:~
UAE空軍向けの単座型。~
~
--ミラージュ2000H:~
インド空軍向けの単座型。~
~
--ミラージュ2000P:~
ペルー空軍向けの単座型。~
~
--ミラージュ2000TH:~
インド空軍向けの複座型。~
~
--ミラージュ2000DP:~
ペルー空軍向けの複座型。~
~
--ミラージュ2000DAD:~
UAE空軍向けの複座型。~
~
-ミラージュ2000N:~
[[ミラージュ>ミラージュ4]]の後継として開発された戦闘爆撃機型。~
[[ASMP]]核弾頭搭載[[巡航ミサイル]]の運用能力が付与されている。~
~
--ミラージュ2000N-K1:~
ASMP巡航ミサイル携行専用機。~
~
--ミラージュ2000N-K2:~
通常兵器も携行可能にした複合任務型。~
~
--ミラージュ2000N-K2-4C:~
ミラージュ2000N-K2の航法/攻撃システムに自己防御器材を統合化させた改修型。~
~
--ミラージュ2000N-K3:~
タレス製「レコNG」偵察ポッドや能力向上型のASMPアメリオール巡航ミサイルを携行でき、自己防御電子機器をアップグレードした型。~
~
-ミラージュ2000DA(ミラージュ2000C-S4/S5):~
RDIレーダーを装備し、防空戦能力を向上したミラージュ2000Cの複座・後期生産型。~
DAはDefense Aerienne(防空)の略である。~
~
-ミラージュ2000R:~
UAE空軍向けの偵察機型。~
~
-ミラージュ2000-3:~
コックピットに[[ラファール]]の技術を取り入れた戦闘能力向上研究機型。~
~
-ミラージュ2000-4:~
2000-3に[[MICA]]空対空ミサイルの携行能力を付与した試験機。~
~
-ミラージュ2000-5:~
2000-3、2000-4の成果を踏まえて開発された全天候型空対空戦闘機。~
コックピットをCRT統合型にしたほか、自動電波管理機能を有し、[[ルックダウン]]能力が向上したトムソンCSF RDY多機能[[ドップラーレーダー]]を搭載し、電子機器も更新された。~
~
--ミラージュ2000-5EDA:~
カタール空軍向けの単座型。~
~
--ミラージュ2000-5DDA:~
カタール空軍向け複座型。~
~
--ミラージュ2000-5Ei:~
台湾空軍向けの単座型。~
~
--ミラージュ2000-5Di:~
台湾空軍向けの複座型。~
~
-ミラージュ2000-5 Mk2:~
ミラージュ 2000-5にレーダーや航法装置の改良・データ処理能力の向上・電子戦能力の強化を施した型。~
~
-ミラージュ2000AT:~
ミラージュ2000-5 Mk.2ベースの[[練習機]]型。計画のみ。~
~
-ミラージュ2000-9:~
ミラージュ2000-5 Mk2の輸出型。~
~
--ミラージュ2000-9RAD:~
UAE空軍向けの単座型。~
~
--ミラージュ2000-9DAD:~
UAE空軍向けの複座型。~
~
-ミラージュ4000:~
ミラージュ2000の拡大双発型。~
[[エンジン]]を双発にしたほか、[[バブルキャノピー]]や[[カナード翼>先尾翼]]を採用している。~
試作のみで、その後は[[ラファール]]の開発支援用途に用いられた。~
現在はパリ郊外のル・ブルジェ航空宇宙博物館に保存されている。~
~

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