*&ruby(しゅぺるぴゅーま){【シュペルピューマ】}; [#k6207be8]
Aerospatiale AS332(Airbus Helicopters H225) Super Puma.~
~
フランスの[[アエロスパシアル]]社(現[[エアバス・ヘリコプターズ]])が開発した[[ターボシャフト]][[双発>双発機]]の汎用[[ヘリコプター]]。~
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傑作大型機の[[ピューマ]]を改良したもので、[[エンジン]]や駆動系を改良し、出力や燃費を大幅に改善した。~
また、テイルブーム下部に[[ベントラルフィン]]を追加し、[[ランディングギア]]を改良することによって安定性を確保した。~
[[ピューマ]]の後継として、軍民問わず多くのセールスを獲得している。~
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日本でも警視庁・大阪府警や東京消防庁、国土交通省東北地方整備局に採用された他、要人輸送用の[[政府専用機]]として[[陸上自衛隊]]にAS332Lが3機((これは1980年代、世界的に問題となった日本の「対外貿易黒字」削減策のひとつでもあった。[[B747-47C]]の項も参照。))((当初は総理府の所有とされて「JA9629」〜「JA9631」の[[機体番号>機体記号]]が与えられ、総理府に技官待遇で出向した[[陸上自衛官>自衛官]]により運用されていた。))、その老朽代替としてEC225LPが4機((2011年3月の東日本大震災で、[[仙台>仙台空港]]で整備中だった1機([[機体番号>機体記号]]01022)が津波に被災して除籍され、2015年に代替の1機が納入されて3機で運用されている。))導入され、また、[[海上保安庁]]でも[[捜索救難機>救難機]]や[[大型巡視船>カッター(船)]]「[[しきしま]]」の搭載機(AS332L1)、[[特殊警備隊>海上保安庁特殊警備隊]]用機(EC225LP)などとして運用されている。~
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なお、軍用型には後に「AS532『[[クーガー]]』」という別名称が与えられている。~
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#ref(http://www4.plala.or.jp/klesa108/diary/20081005/ec225lp_lowpass.jpg,512x384);
EC225LP [[政府専用機]]~

**スペックデータ [#mc338ba8]
|>|CENTER:''AS332L1''|
|乗員|2名|
|乗客|最大24名|
|全長|16.29m(胴体)/18.7m[[主ローター>メインローター]]回転時)|
|[[主回転翼>メインローター]]直径|15.60m|
|全高|4.97m|
|円盤面積|206.12|
|自重|4,660kg|
|有用重量|3,940kg|
|最大離陸重量|8,600kg|
|[[エンジン]]|チュルボメカ マキラ1A1[[ターボシャフト]]×2基(出力1,845shp(1,376kW))|
|超過禁止速度|310km/h(167kt)|
|[[巡航速度]]|247km/h(150kt)|
|[[航続距離]]|851km|
|[[実用上昇高度>上昇限度]]|5,180m(25000ft)|
|[[上昇率]]|7.4m/s|
~
|タイプ|CENTER:''EC225''|CENTER:''EC725「カラカル」''|
|乗員|CENTER:2名|CENTER:1または2名|
|容量|CENTER:乗員24名+[[キャビンアテンダント>フライトアテンダント]]1名|CENTER:兵員28名&br;または&br;[[ペイロード]]5,680kg|
|全長|>|CENTER:19.5m|
|全高|CENTER:4.97m|CENTER:4.6m|
|主ローター直径|>|CENTER:16.2m|
|円板面積|CENTER:206.15|CENTER:206.1|
|空虚重量|CENTER:5,256kg|CENTER:5,330kg|
|総重量|>|CENTER:11,000kg|
|最大離陸重量|>|CENTER:11,200kg|
|[[発動機>エンジン]]|>|CENTER:[[ターボシャフト]]×2基|
|~|CENTER:チュルボメカ&br;マキラ1A1&br;(出力2,382hp(1,776kW))|CENTER:チュルボメカ&br;マキラ2A1&br;(出力2,382hp(1,776kW))|
|超過禁止速度|>|CENTER:324km/h|
|最大速度|CENTER:275.5km/h|CENTER:324km/h|
|[[巡航速度]]|CENTER:260.5km/h|CENTER:285km/h|
|[[航続距離]]|>|CENTER:857km|
|[[フェリー>回航]]航続距離|CENTER:985km|CENTER:1,325km|
|[[上昇限度]]|CENTER:5,900m|CENTER:6,095m|
|[[上昇率]]|CENTER:8.7m/s|CENTER:7.4m/s|
~
**主な派生型(シュペルピューマ)[#bf434a2b]
-AS331:~
マキラエンジンを採用したプロトタイプ機。機体形状は量産型と異なる。~
~
-AS332B:~
軍用輸送型。~
~
-AS332B1:~
初期の軍用輸送型。~
~
-AS332C:~
初期型。エンジンはチュルボメカ マキラ1A(離陸出力1240kw)を搭載。~
19座席で[[キャビン]]容量は[[ピューマ]]と同程度。~
~
-AS332C1:~
AS332Cの性能向上型。~
エンジンは改良型のチュルボメカ マキラ1A1(離陸出力1357kw)を搭載。~
~
-AS332F:~
対艦・[[対潜ヘリコプター]]型。~
~
-AS332F1:~
海軍向け。~
[[海軍]]向け。~
~
-AS332L:~
332Cの[[キャビン]]を76cm延長し、燃料搭載量を増やした長胴型。~
~
-AS332L1:~
332Lの[[エンジン]]をC1と同じエンジンに変更した長胴型。~
~
-AS332L2「シュペルピューマMk 供廖~
[[ローター]]、駆動系、[[アビオニクス]]に大幅な改良を施した型。~
エンジンはチュルボメカ マキラ1A2(離陸出力1376kw)を搭載。~
~
-AS332C1e/L1e(H215):~
AS332のアビオニクス、オートパイロットをH225の物に換装し近代化した型。~
飛行性能は元型に準じる。~
~
-AS332M:~
AS332Lの軍用型。~
~
-AS332M1:~
AS332Mの長胴型。~
~
-NAS332:~
インドネシアン・エアロスペース社での[[ライセンス生産]]型。~
~
-VH-34:~
ブラジル空軍でのVIP輸送機型。~
ブラジル[[空軍]]でのVIP輸送機型。~
~
-EC225(H225)「シュペルピューマMk +」:~
332L2の発展型。~
エンジンは二重チャンネル[[FADEC]]と防氷装置を備えるチュルボメカ マキラ2Aを搭載。~
[[コックピット]]は[[グラスコックピット]]化され、[[メインローター]]やギアボックスの強化などの改良が施されている。~
海上保安庁では[[特殊警備隊>海上保安庁特殊警備隊]]用に2機導入し、また、[[陸上自衛隊]]でも332Lの後継として採用している。~
[[エアバス・ヘリコプターズ]]への改編に伴い、商品名が「H225」に改められている。~
~
-EC225 Firefighting/SAR:~
消防機型。~
消火装備、[[FLIR]]、全天候型[[レーダー]]、捜索救助装備を備える。~
オペレーター、ホイスト担当の他に8名分の座席と3つのストレッチャーの収容が可能。~
~
**主な派生型(クーガー)[#mbe0d2fa]
-AS532UC:~
332Cベースの[[兵站]]輸送型。旧称AS332B1。~
~
-AS532AC:~
532UCをベースに[[機関砲]]や[[ロケット弾]]を搭載した[[ガンシップ]]型。~
~
-AS532UL:~
532UCの[[キャビン]]を76cm延長した長胴型。旧称AS332M1。~
「オリゾン(Horizon)」戦場監視システムが搭載できる。~
~
-AS532AL:~
532ULに自衛用の武装を追加した型。~
20mm[[機関砲]][[ポッド]]、68mmロケットランチャー、ドアガンなどの多くの武装を装備できる。~
~
-AS532U2:~
AS332L2の軍用型。旧称AS332M2。~
~
-AS532A2「クーガーMk供廖~
332L2をベースにした[[戦闘捜索救難]]型。~
~
-AS532SC:~
海軍向け対艦・[[対潜型>対潜ヘリコプター]]。旧称AS332F。~
[[海軍]]向け対艦・[[対潜型>対潜ヘリコプター]]。旧称AS332F。~
[[エグゾセ]][[SSM>対艦ミサイル]]、AS15TT、[[レーダー]]、[[ソノブイ]]、[[MAD>磁気捜索装置]]などを搭載可能。~
~
-AS532Mk.2 RESCO:~
[[フランス陸軍>フランス軍]]向け[[戦闘捜索救難]](Recherche Et Sauvetage au COmbat(RESCO))型。~
~
-EC725(H225M)「カラカル/シュペルクーガー」:~
532A2に更なる改良を施した発展型。~
[[戦闘捜索救難]]任務に対応するため、自衛用の[[FN MAG>MAG]][[機関銃]]2丁、[[レーダー警戒受信機]]、[[チャフ]]・[[フレア]]ディスペンサーを搭載するほか、「HForce」兵装システムを装備することにより[[ガンポッド]]や[[ロケット弾]][[ポッド]]を搭載できる。~
フランス空軍では戦闘捜索救難機、フランス陸軍では特殊作戦機として採用されている。~
フランス[[空軍]]では戦闘捜索救難機、フランス[[陸軍]]では[[特殊作戦]]機として採用されている。~
民間型のEC225と同様、エアバス・ヘリコプターズへの改編に伴って商品名が「H225M」と改められている。~
~

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