*&ruby(こんこるど){【コンコルド】}; [#jfae6233]
Concorde.~
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イギリスの[[BAe]]・フランスの[[アエロスパシアル]]が共同で開発した[[超音速旅客機]](SST)。~
1969年3月1日に初飛行し、2003年10月24日をもって全機退役した。~
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発表当初は「未来の旅客機」として世界中の注目を集めたが、開発が難航。~
その間に騒音問題や[[コスト・パフォーマンス]]などの諸問題が明らかになり、発注取消が相次いで商業計画が破綻。~
実際の完成品も[[キャビン]]が狭く、それでいて[[燃料]]消費量が膨大で、[[航続距離]]の短い失敗作であった。~
最低250機生産しなければ採算の取れないプロジェクトだったにも関わらず、最終生産数は20機に留まっている。~

機体を納入したのは[[ローンチカスタマー]]である「[[エールフランス]]」「ブリティッシュ・エアウェイズ」の2社のみ。~
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機体を導入したのは[[ローンチカスタマー]]である「[[エールフランス]]」「ブリティッシュ・エアウェイズ」の2社のみ。~
この2社にしても政治的事情から発注を取り消す事が許されなかった面が強く、納入当初から採算性については望み薄だった。~
実際、両社ともに就役から退役に至るまで恒常的に赤字運用であり、企業としての信用を保つためだけに運行されていたのが実情である。~

>この2社間では「先に運用を止めた方がもう一方に違約金を払う」という契約が結ばれていたという。
>この二社間では「先に運用を止めた方がもう一方に違約金を払う」という契約が結ばれていたという。

実用では大西洋の定期航路に投入された他、チャーター便・[[政府専用機]]として運航された。~
団体客向けのチャーター便や[[政府専用機]]などにも投入され、一定の名声を博したのも事実ではある。~
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[[航続距離]]の関係で太平洋航路を横断できないため、極東方面への定期航路には就航できなかった。~
コストの高騰が運賃にも反映されたため、就航中の搭乗率もわずか2割に留まっていた。~
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このように問題を抱えつつ、細々と運用が続けられていたが、機械の常として[[運用寿命]]が近づき老朽化。~
2000年7月25日の事故によって[[耐空証明]]が取り消され、これを引き金として退役が決定された。

>2000年7月25日、パリからニューヨークに向かっていた[[エールフランス]]の機体が[[離陸]]直後に燃料漏出・発火して[[墜落]]。~
原因は[[滑走路]]上の異物(直前に離陸した[[DC-10]]から脱落した部品の破片)との衝突による[[ランディングギア]]の破裂。

関連:[[コンコルド症候群]]

**スペックデータ [#neced483]
|乗員|3名([[機長]]・[[副操縦士>副機長]]・[[航空機関士]])|
|乗客|92〜120名|
|全長|61.66m|
|全高|12.19m|
|全幅|25.55m|
|翼幅|25.6m|
|胴体幅|2.88m|
|主翼面積|358.2|
|空虚重量|78,700kg|
|最大離陸重量|186,070kg|
|最大着陸重量|111,300kg|
|[[エンジン]]|ロールスロイス・スネクマ [[オリンパス593 Mk610>オリンパス]][[ターボジェット]]×4基|
|[[推力]]&br;(ドライ/[[リヒート>アフターバーナー]]時)|32,000lbf(140kN)/38,050lbf(169kN)|
|[[推力重量比]]|0.373|
|速度&br;(最高/巡航)|[[M>マッハ]]2.04/[[M>マッハ]]2.02|
|[[航続距離]]|7,229km|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|18,300m|
|[[上昇率]]|25.41m/s|

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