*&ruby(ぐろーばるえくすぷれす){【グローバルエクスプレス】}; [#v1da1360]
Bombardier Global Express BD-700.~
~
カナダの[[ボンバルディア]]社が1990年代に開発した大型[[ビジネス機]]。~
同社のビジネス機では最上位モデルであり、[[ボーイングビジネスジェット]]や[[エアバス・コーポレート・ジェット>A320]]などとの競合を狙って開発された。~
そのため、「[[航続距離]]の長さとスピードの両立」「[[STOL]]性」「(ビジネス機としては)最大級の[[キャビン]]」「[[旅客機]]並の信頼性」の四つが設計で重視された。~
>[[航続距離]]は11,000km以上あり、地球の裏側へも一回の[[燃料]]補給で到達可能である。

生産は以下の会社が役割を分担している。~
-カナディア:機体先端部~
-ショート・ブラザース:胴体前部と水平安定板~
-デ・ハビランド:胴体後部や垂直安定板~
-[[三菱重工業]]:胴体中央部と主翼・中央翼~
-ロールス・ロイス:[[エンジン]]~

初代から5種類の派生型が生産されており、現在はグローバル5000・5500・6000・6500の4種類が生産・販売されている。~
また、2018年からは上位モデルのグローバル7500が販売されている。~
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[[軍用機]]としても用いられており、[[英国空軍>RAF]]に「センチネルR1」、[[アメリカ空軍]]に「E-11」として採用されている。~
また、[[ドイツ空軍>ルフトバッフェ]]や南アフリカ空軍では[[政府専用機]]として用いられている。~
~
日本では国土交通省航空局が2機を導入し、飛行検査機として用いていた((本シリーズ中、軍用以外の特殊用途に改装された最初の機体でもあった。))が、2017年に退役、アメリカに売却されている。~
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**スペックデータ [#j18b637f]
|モデル|グローバル5000|グローバル5500|グローバル6000|グローバル6500|
|乗員|>|CENTER:3名&br;([[パイロット>エビエーター]]2名+[[アテンダント>フライトアテンダント]]1名)|>|CENTER:4名&br;(パイロット2名+アテンダント2名)|
|乗客数&br;(最大)|CENTER:13名|CENTER:16名|CENTER:13名|CENTER:17名|
|全長|>|CENTER:29.5m|>|CENTER:30.3m|
|全高|>|>|>|CENTER:7.8m|
|翼幅|>|>|>|CENTER:28.7m|
|翼面積|>|>|>|CENTER:94.8|
|アスペクト比|>|>|>|CENTER:8.7|
|キャビン長|>|CENTER:12.41m|>|CENTER:13.18m|
|キャビン&br;セクション|>|>|>|CENTER:最大幅:2.41m&br;床幅:1.98m&br;高さ:1.88m|
|最大離陸重量|>|CENTER:41,957kg|>|CENTER:45,132kg|
|基本運航重量|>|CENTER:23,070kg|>|CENTER:23,691kg|
|最大無燃料重量|>|CENTER:17,804kg|>|CENTER:20,434kg|
|最大[[ペイロード]]|>|CENTER:3,238kg|>|CENTER:2,617 kg|
|[[エンジン]]|>|>|>|CENTER:[[ターボファン]]×2基|
|~|CENTER:ロールス・ロイス&br;BR710A2-20|CENTER:ロールス・ロイス&br;Pearl 15|CENTER:ロールス・ロイス&br;BR710A2-20|CENTER:ロールス・ロイス&br;Pearl 15|
|エンジン[[推力]]|CENTER:65.6kN&br;(14,750lb)|CENTER:67.3kN&br;(15,125lbf)|CENTER:65.6kN&br;(14,750lb)|CENTER:67.3kN&br;(15,125lbf)|
|最高速度|CENTER:[[マッハ]]0.89|CENTER:マッハ0.90|CENTER:マッハ0.89|CENTER:マッハ0.90|
|巡航速度|>|>|>|CENTER:マッハ0.88(最高)&br;マッハ0.85(通常)|
|[[航続距離]]&br;(巡航時((NBAA IFR Reserves、ISA([[国際標準大気]])、乗客8人。)))|CENTER:9,630km|CENTER:10,556km|CENTER:11,112km|CENTER:12,223km|
|[[離陸]]距離((MTOW (最大離陸重量)、SL (海面)、ISA (国際標準大気)。))|CENTER:1,689m|CENTER:1,674m|CENTER:1,974m|CENTER:1,942m|
|[[着陸]]距離((MTOW (最大離陸重量)、SL (海面)、ISA (国際標準大気)。))|>|CENTER:673m|>|CENTER:682m|
|最高高度|>|>|>|CENTER:15,545m|
|巡航高度|>|>|>|CENTER:12,497m(最大離陸重量時)|
~
**派生型 [#e8c42ce5]
-民間型
--グローバル・エクスプレス:~
基本モデル。~
[[エンジン]]はロールス・ロイス・ドイツ製のBR710A2-20[[ターボファン]]を2基搭載。~
~
--グローバルXRS:~
後継モデル。~
燃料タンクの拡大や[[離陸]]性能の改善により、[[航続距離]]が伸び、気温や標高が高い空港でも離陸可能になった。~
また、エンハンスト・ビジョン・システムが標準装備となった。~
~
--グローバル5000:~
短胴型。~
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--グローバル5500:~
グローバル6500と同様の改良型。~
~
--グローバル6000:~
XRSの改名モデル。~
コックピットシステムがハネウェルのPrimus 2000からロックウェル・コリンズのPro Line Fusionに変更されている。~
これにより、航路管理に必要なRNP((Required Navigation Performance.))、[[管制官>航空管制官]]-パイロット間データ通信、ADS-B((Automatic dependent surveillance – broadcast.))などの機能が追加された。~
~
--グローバル6500:~
グローバル6000のエンジンを換装し翼を再設計することで航続距離を伸ばし、電子機器を最新にしたモデル。~
エンジンはロールス・ロイス・ドイツ製のpearl 15([[推力]]67.3kN)を搭載。~
~
-軍用型
--センチネルR1:~
[[イギリス空軍>RAF]]向け地上監視機型。~
前部胴体下部に[[レーダー]]を、上部に衛星通信装置を備える。~
~
--E-11:~
アメリカの[[ノースロップ・グラマン]]が開発した戦域通信中継機(BACN)。~
2008年からアフガニスタンなどで用いられた。~
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--グローバルアイ:~
[[サーブ]]社がグローバル6000をベースに開発中の多用途監視機型。~
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