【YS-11】(わいえすいちいち)

日本航空機製造株式会社が設計・開発した、戦後初の国産旅客機

1973年迄に182機を生産し、アメリカ・東南アジアへの輸出実績を持ち、戦後初の機体としては成功作と言える。
1200mの滑走路での運営が可能で、低速での安定性が優れていたので、地方間コミューター機として活躍した。

現在では老朽化・新型機の導入などで、機体数は減ってきてはいるが、自衛隊機や東南アジアでの旅客機としていまだに現役である。

余談ではあるが、型式番号の意味は
Yが「輸送機」、Sが「設計」、最初の1が「胴体案の一番目」、次の1が「エンジン案の一番目」であることを示している。
よって型式番号の正しい読み方は「わいえすいちいち」なのだが、いまとなっては「わいえすじゅういち」の読み方で通っている


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