- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- YJ-8 へ行く。
- 1 (2009-05-08 (金) 14:45:01)
- 2 (2009-05-08 (金) 14:57:55)
- 3 (2009-05-08 (金) 22:18:52)
- 4 (2009-05-09 (土) 17:33:52)
- 5 (2009-05-30 (土) 13:24:59)
- 6 (2010-01-06 (水) 19:23:25)
- 7 (2010-02-17 (水) 11:08:57)
- 8 (2010-07-18 (日) 03:05:34)
- 9 (2011-10-31 (月) 19:19:26)
- 10 (2013-01-14 (月) 12:28:12)
- 11 (2014-02-16 (日) 06:47:35)
- 12 (2018-02-04 (日) 12:21:06)
- 13 (2018-02-05 (月) 00:37:23)
- 14 (2018-02-05 (月) 15:01:14)
- 15 (2018-02-06 (火) 19:58:04)
- 16 (2020-04-08 (水) 19:18:49)
【YJ-8】 †
NATOコード:CSS-N-4 Sardine(YJ-8)/CSS-N-8 Saccade(YJ-82)
輸出名称:C-801/-802/-803/-805
中国海鷹電気技術学院(CHETA)で開発された対艦ミサイル。
鷹撃8のほか、輸出名称としてC-801とも呼ばれる。
また、タイに輸出された物は「Eagle Strike」と呼ばれている。
中国海軍の艦艇は一部を除き、改良型・派生型含めてこの対艦ミサイルを装備している。
ミサイルの形状と大きさはフランスのエグゾセとほぼ同じで、3軸慣性制御装置はアメリカのハープーンのそれと類似している。
誘導方式は慣性誘導で、終末段階はJバンドレーダーによるアクティブレーダー誘導を使用する。
弾頭は165kgの高性能爆薬(HE)を使用する。
バリエーションには地上・艦艇発射型の他、空中発射型や潜水艦発射型がある。
近年では、中国海軍のほとんどの艦艇が従来型のYJ-8を最新型のYJ-83に更新している。
主な搭載機・搭載艦 †
- 艦対艦型
- 中国
- 旅大III型(051DT/G型)駆逐艦
- 旅海型(051B型)駆逐艦
- 旅洲型(051C型)駆逐艦
- 旅滬型(052A型)駆逐艦
- 旅洋I型(052B型)駆逐艦
- 江衛II型(053H3型)フリゲート
- 江滬III型(053H2型)フリゲート(退役)
- 江凱I/II型(054/054A型)フリゲート
- 江島型(056型)コルベット
- 紅星型(037-II型)ミサイル艇
- 紅箭型(520T型)ミサイル艇
- 黄蜂型(21型)ミサイル艇(退役)
- 紅稗型(22型)ミサイル艇
- 武漢型(033G型)潜水艦(ロメオ級?、退役)
- 宋型(039型)潜水艦
- 元型(039A型)潜水艦
- 漢型(091型)潜水艦
- タイ
- チャオプラヤ級フリゲート(タイ海軍)
- チャオプラヤ級フリゲート(タイ海軍)
- パキスタン
- ズルフィカル級フリゲート
- アズマット級ミサイル艇
- バングラデシュ
- イラン
- モッジ級フリゲート
- アルヴァンド級フリゲート
- トンダル級ミサイル艇
- カマン級(ラ・コンバタントII型)ミサイル艇
- アルジェリア
- C-28A級コルベット
- C-28A級コルベット
- 中国
- 空対艦型
スペックデータ †
全長 | 5.814m(地上・艦発射型)/4.65m(空中発射型) 6.392m(地上・艦発射型)/5.30m(空中発射型)(YJ-82) |
直径 | 36cm |
翼幅 | 1.18m |
発射重量 | 815kg(地上・艦発射型)/655kg(空中発射型) 715kg(地上・艦発射型)/555kg(空中発射型)(YJ-82) |
射程 | 42km(地上・艦発射型)/50km(空中発射型) 120km(地上・艦発射型)/130km(空中発射型)(YJ-82) |
最大速度 | マッハ0.9 |
飛行高度 (巡航時) | 20m(YJ-8) |
命中精度 | 75% |
推進装置 | タンデム式固体燃料ロケットモーター(重量160kg) ターボジェット+固体燃料ロケットモーター(YJ-82) |
弾頭 | 遅延信管?付き半徹甲弾(HE)(165kg) |
誘導方式 | 慣性誘導/Jバンド・モノパルスアクティブレーダー誘導(終末段階) |
配備国 | 中国,北朝鮮,イラン,イエメン,タイ |
YJ-8のバリエーション †
- YJ-8(鷹撃8/C-801):
固定翼の基本型。射程40km。
- YJ-82(鷹撃82/C-801Q):
潜水艦発射型。射程30〜34km。
水中発射用のコンテナに収められており、533mm魚雷発射管からコンテナごと射出されたあとに海面からミサイルが発射される。
- CM-708UN:
C-801Qの後継。射程55km。
- CM-708UN:
- CY-1(長纓1):
YJ-8をベースに弾頭部に短魚雷を搭載した対潜ミサイル。
アスロックに相当し、射程は20km。
中国海軍での運用状況に関しては不明。
- CY-2(長纓2):
C-802をベースに開発された空中発射型。射程55km。
- CY-3(長纓3):
CY-2の改良型。
データリンク機能などが追加された。
- CY-2(長纓2):
- C-802:
YJ-81をベースに胴体を延長、推進部をターボジェットに変更した陸上発射型。
エンジンはマイクロチュルボ TDI60-2を搭載。射程は120km。
中国海軍では不採用となったが、輸出用として生産されている。
- Noor:
イランでのライセンス生産型。
- Basic Noor:
初期型。射程30km。
- Noor Phase 2:
改良型。射程130km。
- Noor Phase 3:
射程を170kmに延長した型。
- Noor Phase 4:
電子装備を改良した型。
- Qader:
アップグレード型。射程200km。
- Noor(輸出型):
射程120kmの輸出モデル。
- Basic Noor:
- C-802K:
C-802の空中発射型。射程150〜160km。
- Noor:
- YJ-83(鷹撃83/C-802A):
YJ-82の発展型。
データリンクによるアップデート機能を持ち、射程は150〜200km。
今後、中国海軍の主力艦載対艦ミサイルとしてYJ-8を置き換える形で配備が進んでいる。
- YJ-83K(鷹撃83K/C-802AK):
YJ-83の空中発射型。射程230〜250km。
- C-802KD:
C-802Aのセミアクティブレーダー誘導型。射程180km。
- YJ-83KH(鷹撃83KH):
YJ-83Kのアクティブレーダーシーカーを赤外線画像(IIR)シーカーに変更した型。射程230km。
- CM-802AKG:
C-802Aに赤外線画像(IIR)シーカーと双方向データリンクを追加した型。
重量670kg、弾頭重量285kg、射程230km。
- KD-88(空地88):
YJ-83Kをベースに開発された空対地ミサイル。射程は180〜200km。
殲撃11B/BSや殲轟7、轟炸6に搭載可能。
- TL-7:
KD-88の輸出型。射程180km。
- TL-7A:
空中発射型。
- TL-7B:
地上発射型。
- TL-7C:
艦艇発射型。
- TL-7A:
- YJ-83K(鷹撃83K/C-802AK):
- YJ-85(鷹撃85/C-805):
YJ-81をベースに開発された対地巡航ミサイル型。
GPSを搭載しており、多彩な飛行コースの設定が可能。
また海上ではINS、陸上ではTERCOM(地形等高線照合装置)により精密攻撃が可能になっている。