【XASM-3】(えっくすえーえすえむすりー)

防衛省技術研究本部?にて開発中の新空対艦誘導弾?
80式空対艦誘導弾(ASM-1)と93式空対艦誘導弾(ASM-2)の後継弾で、搭載機はF-2になる見込みである。

誘導方式は中間慣性誘導?方式、終末アクティブレーダー+パッシブレーダー方式で撃ちっ放し能力を有する。

同ミサイルの特徴として以下の事などが挙げられる。

  • 超高速飛翔による残存性の向上
  • インテグラル・ロケット・ラムエンジン
  • 耐熱機体構造
  • 高衝撃型貫徹式弾頭
  • アクティブ/パッシブ・レーダーの複合シーカーの採用*1
  • 高度なECCM、IRCCM能力を有する
  • ステルス形状により、レーダーでの被探知性の減少
  • モジュール化構造による発展性

射程はASM-2と同等であるが、飛翔速度はマッハ3程度を目指している。
また、ASM-1ファミリーでは成し得なかった機体形状におけるステルス性を有する。

飛翔パターンは高高度を飛行しそのまま目標にハイダイブするパターン、高高度を飛行し、目標手前で超低空飛行に移行するパターン、常に超低高度を飛翔するパターンになると考えられている。

尚、同ミサイルはパッシブレーダー誘導モードを持つ事から対レーダーミサイルのような運用も可能と言われている。

スペックデータ

弾頭:高衝撃型貫徹式弾頭(先駆弾頭が配置されるとも言われている)
シーカー:複合シーカー(パッシブ/アクティブレーダー)
誘導方式:慣性誘導?中間誘導)/パッシブレーダー誘導/アクティブレーダー誘導終末誘導
推進装置:インテグラル・ロケット・ラムエンジン
最大速度:マッハ3
最大射程:150km以上
目標単価:約3〜4億円程度


*1 開発初期ではさらに赤外線画像シーカーも搭載される予定であった。

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