【VM-T】(ぶいえむてぃ)

VM-T"アトラント"規格外大型貨物輸送機。

ミヤシシュチェフ設計局(OKB)が開発したM-4"バイスン"爆撃機をベースとして開発された超大型貨物輸送機。
規格外貨物(宇宙ロケット「エネルギア」やソヴィエト版スペースシャトル「ブラン」など)を主に運搬し、現在では後継であるAn-225"ムリヤ"に交代している。

M-4爆撃機の上にそのままタンクを載せました的なスタイルは独特でありすぎ、世界中の航空会社からいい意味でも悪い意味でも注目を集めた。
実際、西側諸国が製作した同種の輸送機は素人目にも分かるほど空力学的に凝った外観も持っているにも関わらず、貨物搭載時には操縦性が極端に悪化している。それを踏まえた上でVM-Tを見ると、この輸送機が無事に飛べる事自体不思議でならないのは御理解いただけると思う。


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