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*&ruby(ゆーえいちわん){【UH-1】};
Bell UH-1 &ruby(イロコイス){Iroquois};~
[[アメリカ軍]]を、ひいては西側世界を代表する中型汎用[[ヘリコプター]]。~
旧称の"HU-1"にちなんだ「ヒューイ」という通称も存在する。~
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前線での使用に耐えうる、軽量簡素かつ高い信頼性および整備性を備えた機体として、アメリカ陸軍から[[ベル]]社に発注された。~
軽量化のため、[[アメリカ軍]]の[[ヘリコプター]]として初めて[[ターボシャフト]]動力を採用した。~
原型機XU-40は1956年に初飛行し、量産型はその多くが[[ベトナム戦争]]に投入された。~
原型機XH-40は1956年に初飛行し、量産型はその多くが[[ベトナム戦争]]に投入された。~
その高い信頼性ゆえに最前線で重宝されたが、それだけ激戦地に投入されることが多く、損耗した機体も非常に多い。~
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後継の[[UH-60]]に道を譲りつつあるものの、[[エンジン]]や胴体を強化した発展型が作られ、現在でも[[アメリカ軍]]を含めた多くの国や民間組織などで使用され続けている。~
また派生型として、世界初の[[攻撃ヘリコプター]]である[[AH-1]]が存在する。~

**UH-1の直系バリエーション
ベル204シリーズ:~
-HU-1A: 初期型、770馬力
-HU-1B: 出力を960〜1,100馬力に向上
-ベル204B: HU-1Bの民間型

ベル205シリーズ:~
-UH-1D: 胴体を延長し、搭載力を強化
-ベル205A: UH-1Dの民間型
-UH-1H: UH-1Dの出力を1,400馬力に向上
-ベル205A-1: UH-1Hの民間型
-UH-1J: UH-1Nを単発に戻したような機体で、[[陸上自衛隊]]専用
-富士ベル205B: UH-1Jの民間型

ベル212シリーズ:~
-CH-135: カナダ軍向けに[[エンジン]]を900馬力×2の双発にした発展型
-CH-135: カナダ軍向けに[[エンジン]]を双発(900馬力×2)にした発展型
-UH-1N: CH-135の逆輸入版
-ベル212: UH-1Nの民間型、[[エンジン]]を655馬力×2に減格

ベル214シリーズ:~
-ベル214A: 205A-1を大型化し、1,900馬力の[[エンジン]]を積んだ[[イラン軍]]向け
-ベル214B: 214Aを2,930馬力に強化した民間向け
-ベル214ST: 214Bの胴体を更に大型化し、[[エンジン]]を1,625馬力×2の双発にした機体
-ベル214B: 214Aの[[エンジン]]を2,930馬力に強化した民間向け
-ベル214ST: 214Bの胴体を更に大型化し、[[エンジン]]を双発(1,625馬力×2)にした機体

ベル412シリーズ:~
-ベル412: ベル212の[[メインローター]]を4枚ブレードとして速度性能を向上させた機体
-ベル412SP: 412の[[燃料]]搭載量を55%増加させ、[[航続距離]]を延長した機体
-ベル412HP: 412SPのトランスミッションを強化し、[[ホバリング]]能力を改善した機体
-CH-146: 412HPの[[エンジン]]をカナダ軍向けに強化(900馬力×2)した機体
-ベル412EP: CH-146の民間型

//もっと種類があると思いますが、手元にある資料に載っているものにとどめてあります。ご存知の機体があれば追記してください。


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