【TOW】(とう)


BGM-71 TOW

アメリカ陸軍などが保有する対戦車ミサイル
開発はヒューズエアクラフトで1965年から開始され、1970年から配備が始まった。
誘導方式はSACLOSによる有線誘導で弾頭には成形炸薬弾を使用する。
主な搭載車両はM2・M3ブラッドレーやM151ジープ、HMMWVストライカーATGW、M901 ITV、ヘリコプターではAH-1UH-1に搭載される。
アメリカの他に日本や韓国、イスラエルなど西側諸国の多くで配備されている。

主なバリエーション

XBGM/BGM-71A:試作および初期生産型。
BGM-71B:A型の改良型で射程が延長されている。
BGM-71C ITOW(improved TOW, TOW改):B型の改良型で炸薬の改良が行われている。
BGM-71D TOW2:C型の改良型で誘導装置とロケットモーターの改良および弾頭の大型化が図られている。
BGM-71E TOW2A:D型の改良型でタンデム弾頭を採用している。
BGM-71F TOW2B:D型の改良型でホップアップによる上面攻撃性能が付加されている。
BGM-71G:F型から派生したタイプで徹甲弾を搭載。試作品のみ。
BGM-71H TOW Bunker Buster:E型の改良型でバンカーバスター型。
TOW 2N:ワイヤレス型
FOTT:開発計画のみ
TOW-FF:開発中 撃ち放し式
TOW Aero:TOW 2B (BGM-71F) からの改良で射程の延長が図られている。旧名TOW 2B (ER)
トゥーファン:TOWをイランがリバースエンジニアリングした物、徹甲弾搭載型はトゥーファン2と呼ばれる。


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