【T-4】(てぃーよん)

川崎重工など国内航空産業メーカー5社が製作した純国産の中等練習機
それまで使われてきた「富士T-1"初鷹"」と「ロッキード/川崎T-33"若鷹"」の代替機として、1989年から配備が開始された。
機体の性能は優秀だが、練習機に特化していて武装パックを装着できず、T-1やT-33、T-2のように、有事の際に作戦機として転用することは不可能となっている。
(T-33は米国製のF-80「シューティングスター」戦闘爆撃機を母体としたもので、一方のT-1は簡易軽戦闘機としての運用ができるようになっていた。
また、T-2は設計段階から支援戦闘機への転用が考慮されており、一部の機体には火器管制装置や20mm機関砲が搭載されていた)

その愛らしいフォルムから「ドルフィン」と呼ばれ、特に芦屋基地(福岡県)の第13教育飛行隊が装備する機体は、学生用の赤塗装に加え、カラーリングのパターンがブルーインパルスに酷似していることから「レッドインパルス」または「レッドドルフィン」とも呼ばれる。

関連:ブルーインパルス

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