- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- Strv.103 へ行く。
- 1 (2009-04-21 (火) 23:49:28)
- 2 (2009-04-22 (水) 22:06:39)
- 3 (2009-04-25 (土) 23:09:25)
- 4 (2009-06-08 (月) 20:19:55)
- 5 (2009-09-09 (水) 23:18:50)
- 6 (2013-06-01 (土) 09:54:27)
- 7 (2013-07-12 (金) 10:41:29)
- 8 (2017-10-21 (土) 07:15:55)
- 9 (2018-04-21 (土) 08:59:39)
- 10 (2018-04-21 (土) 13:00:34)
- 11 (2018-04-24 (火) 21:44:26)
- 12 (2019-01-17 (木) 02:57:24)
- 13 (2019-01-17 (木) 08:17:39)
- 14 (2019-06-17 (月) 20:48:29)
- 15 (2022-11-12 (土) 12:00:22)
- 16 (2022-11-13 (日) 00:51:56)
【Strv.103】 †
スウェーデン陸軍がかつて配備していた第2世代主力戦車。「Sタンク」の愛称で知られる。
開発はボフォース社が担当し、1960年に試作車両が製作され、1967年に量産開始。1971年までに300両を精算。
第3世代主力戦車Strv121・Strv122へと更新されて退役済み。
スウェーデン国内の地勢を念頭に置いた設計で、森林や丘陵で待ち伏せを行う事を想定する。
仮想敵であるソビエト陸軍に数で劣るため、防御戦闘における遅滞戦術に特化した戦車駆逐車的なドクトリンで運用される。
射撃と操縦を一人でこなせる構造になっており、世界で唯一ワンマン(乗員1名)戦闘可能な戦車である。
設計思想上の最大の特徴は、砲塔を持たず、主砲を車体に直接固定している点。
砲塔を持たない事で前面投影面積を減らすと共に内部の空間を確保し、その空洞に自動装填装置を搭載して装填手を廃止している。
エンジンは巡航用のディーゼルエンジンに加え、戦闘時の加速用にガスタービンを搭載。
車体ごと砲を動かす前提のため超信地旋回性能が高く、照準も兼ねて姿勢制御可能な油気圧懸架を採用している。
なお、この構造のため行進間射撃が事実上不可能。
これは開発当時の基準では許容範囲内の欠点だったが、ベトロニクスと対戦車ミサイルの進歩によって致命的な弱点となっていった。
スペックデータ †
製造 | ボフォース社 |
乗員 | 3名 |
全長 | 8.99m |
車体長 | 7.04m |
全幅 | 3.60m(B型) 3.80m(C型) |
全高 | 2.43m |
戦闘重量 | 39.7t(B型) 42.5t(C型) |
懸架方式 | トーションビーム |
エンジン | Strv.103B: ロールスロイス K60ディーゼル(出力240hp) ボーイング 502ガスタービン(出力490hp) Strv.103B: ロールスロイス K60ディーゼル(出力240hp) キャタピラ 553ガスタービン(出力490hp) Strv.103C: デトロイトディーゼル 6V53T V型6気筒液冷ターボチャージドディーゼル(出力290hp) キャタピラ 553ガスタービン(出力490hp) |
登坂力 | 60% |
超堤高 | 0.9m |
超壕幅 | 2.3m |
最大速度 (路上/水上) | 50km/h / 6km/h |
行動距離 | 390km |
兵装 | ロイヤル・オードナンスL74 62口径105mmライフル砲×1門 Ksp.58 7.62mm機関銃×3挺(固定×2挺、対空×1挺) 照明弾連装発射器×1基 |