【SWAT】(すわっと)

「Special Weapons And Tactics」の略称。
アメリカ合衆国の各警察に設置されている特殊火器戦術部隊のこと。

1873年にアメリカ軍の国内出動を禁止する法律が制定され、
米国内ではいかなる暴動があろうとも、警察?など法執行機関が出動しなければならなくなった。

1930年代に凶悪犯罪が増加する中、1966年にテキサスタワー乱射事件が発生し、
これをきっかけとして警察内部に特殊な状況に対応できる部署が必要であるという運動がはじまる。

最も早く編成したのはロス市警で、軍の特殊部隊の編成の調査を行い、様々な訓練を引用した。
市街地および野外で作戦行動を行えるよう訓練され、誕生したのが隊員60名・1個分隊?5名編成の部隊で、短機関銃・拳銃・散弾銃などを携行する。

なお、凶悪犯罪に対処するための組織であり、組織テロに対処するための組織ではない。そのためいかなる犠牲を払おうとも犯人逮捕が原則であり、民間人に被害が及びそうな場合等、正当な理由が無い限り犯人の射殺は許されず、射殺した場合裁判所で審議される場合がある。
同様の部隊として、ニューヨーク市警の緊急対処課（ESU）などが存在する。


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