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*&ruby(えすえーにじゅう){【SA-20】};
現在ロシアが開発中の最新鋭長距離[[地対空ミサイル]]。~
[[NATOコード]]はSA-20トライアンフ、ロシアではS-400と呼ばれている。このSA-20は最新鋭の[[地対空ミサイル]]にあるため情報は少なく殆ど分かっていない。しかし、2003年の[[MAKS]]に初めて公開され一部のスペック情報が一般に発表された。~
*&ruby(えすえーにじゅう){【SA-20】}; [#hbdba76a]
ロシア陸軍に配備されている[[長距離地対空ミサイル>地対空ミサイル]]。~
[[NATOコード]]は「SA-20A/B『ガーゴイル』」、ロシアでは「S-300PMU1/PMU2」と呼ばれている。~
S-300PMUの改良型として開発され、PMU1とPMU2の2つがある。~
ミサイルは対航空機用の5N55系列または48N6系列を使用し、誘導方式はTVM誘導で弾道ミサイルの迎撃も可能である。~
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レーダー車にはそれぞれMZKT-7930重トラックが使用され、64N6E「ビッグバード」・96L6「チーズボード」と呼ばれる[[フェイズドアレイレーダー]]が搭載されている。~
肝心のスペック等はわかっていないが、外見の見た感じでは、かなり大型の[[フェイズドアレイレーダー]]である事が分かる。~
また、ミサイル誘導には30N6E2「フラップリッドB」を使用する。~
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**スペックデータ（S-300PMU1） [#dd66a8f3]
|全長|7.11m|
|直径|0.45m|
|発射重量|1,500kg|
|弾頭重量|130kg|
|最大飛翔速度|2,100m/秒|
|最大有効射程|150km|
|最大有効射高|27,000m|
|誘導方式|TVM誘導|
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その公開されたものはミサイルと発射機で、1両の発射機に3種類のミサイル（合計6発）が搭載されている。~
そのうち１つ目はFakelDesignBureau社が開発した単段式固体燃料ロケット方式の9M96E（短距離用）で射程は40km。２つ目は9M96Eの能力向上型で射程120kmの9M96E2（中距離用）である。最後の３つ目は、現在開発中の40N6V（長距離用）で射程は400Kmも有るとのこと。この40N6Vについては最大高度30,000mまで到達できステルス機、航空機、巡航ミサイル、弾道ミサイル等あらゆるものに対処でき、相手が回避機動をしても99.1% の確率で撃墜出来ると言う。しかし、現実的にロシアの技術力を考えてもこれほどの能力は無いと思われる。現在SA-20については「現在も開発中」・「2004年から実戦配備」・「2002年から実戦配備」等を多数の不特定情報がある。
なお、ロシアはSA-20の他にも長・中射程[[地対空ミサイル]]を2種類開発中と言われている。名前はVityaz（[[SA-11]]の後継）とAntey-2500（[[SA-12]]の改良型）だが、詳しい性能については不明である。
