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【SA-15】
現在ロシア軍で使用されている、最新鋭の自走式短距離地対空ミサイル。
NATOコードでは「SA-15ガントレット」と言い、ロシアでは「9K331トール」と言う。SA-15は前作SA-8ゲッコーの後継として1970年代から開発された。レーダーはフェイズドアレイレーダーで索敵距離は約25km、カタログスペックでは48〜50個の目標を補足でき、その中から脅威である10個を選択し垂直発射されたミサイルで敵機を攻撃する事が可能だと言う。
車両には自走式キャタピラタイプの9A331(装甲輸送車GM-355Mをベースにして作られた。) を使用、ミサイルは2段式の固体推進で最大射程は12km、弾頭には14.5kg HEの炸薬が装填されている。
さらに攻撃目標は航空機・無人機・ヘリコプター・巡航ミサイル等種類が多く、一部の不特定情報では精密誘導兵器も撃墜出来るという。なお、誘導方式はTV誘導?か指令誘導?関連と言われているが詳しい事は分かっていない。
ロシア軍への実戦配備は1991年だが、珍しい事に艦対空ミサイル型であるSA-N-9?が先に(1984年)配備された。現在ではロシアの他にも、ウクライナ・中国・ベラルーシ・キプロス等(不確定情報でインドやペルー)に輸出されている。まだ配備されてから間もないため、これから当分の間はSA-15の後継は出て来ないと思われる。
SA-15ガントレットの主な種類。
- 9k331(SA-15):量産型、輸出型も同等の性能だと思われる。
- HQ-17:SA-15の中国輸出型、詳しくはHQ-17?を参照。
Photo:Ukraine Department of Defense
関連:SA-8