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*&ruby(あーるしーひゃくさんじゅうご){【RC-135】}; [#t535e718]
アメリカ空軍の偵察機([[SIGINT]]機)~
KC-135「ストラトタンカー」[[空中給油機]]を改修した機体で偵察、収集などの機能を組み込んでいる。~
派生型には[[SIGINT]]機型のRC-135V/W「リベット・ジョイント」、弾道ミサイル監視機型のRC-135S「コブラボール」がある。~
RC-135S「コブラボール」は搭載した[[赤外線]]センサーでミサイルを追尾し、弾道や性能をミサイルが発する電波情報などから分析する。また、発射地点の割り出しや着弾予測地点の特定もできる。~
米軍では3機を保有している。~
日本でも、当機が北朝鮮が保有している[[テポドン]]などの[[弾道ミサイル]]が発射される兆候が確認された場合に沖縄の米軍嘉手納基地へ展開、偵察飛行を実施する事がある。~
[[Boeing>ボーイング]] RC-135.~
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[[アメリカ空軍]]の[[偵察機]]（[[ELINT]]・[[SIGINT]]機）。~
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[[KC-135]][[空中給油機]]を改修して[[偵察]]機能を組み込んだ改修偵察機。~
主任務は[[赤外線]]センサーによる[[ミサイル]]の追尾・解析で、発射地点の割り出しや着弾点の特定も可能。~
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日本でも北朝鮮の[[弾道ミサイル]]を監視するために[[在日米軍>在日アメリカ軍]][[嘉手納空軍基地]]に[[展開]]される事がある。~
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関連：[[B707]] [[KC-135]]
**スペックデータ（RC-135V） [#ne5bdcdd]
|乗員|27名|
|全長|41.1m|
|全高|12.8m|
|全幅|39.9m|
|[[主翼]]面積|226��|
|空虚重量|44,664kg|
|最大離陸重量|134,000kg|
|[[エンジン]]|[[P&W社>プラット＆ホイットニー]]製 [[TF33-P-9>JT3D]][[ターボファン]]（[[推力]]8,165kg）×4基|
|速度&br;（最大/[[巡航>巡航速度]]）|966km/h / 820km/h|
|海面[[上昇率]]|1,490m/min|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|15,200m|
|[[戦闘行動半径]]|3,510nm|
|[[航続距離]]|9,100km（無給油）|
~
**派生型（カッコ内は改修機数） [#q6b63f64]
-KC-135A（3機）：~
1960年に改修が開始された即席の偵察機型。~
~
-KC-135R「リベットスタンド/リベットクイック」（3機）：~
KC-135Aを改修した機体。[[給油機>空中給油機]]型のKC-135Rとは別物。~
3機が改修された。~
その後KC-135T「コブラジョー」に改修された1機を除く全機がKC-135Aに戻されている。~
~
-KC-135T「コブラジョー」：~
KC-135Rから改修された機体。~
後に、この機体はRC-135T「リベットダンディー」に改修された。~
[[給油機>空中給油機]]型のKC-135Tとは別物。~
~
-RC-135A：~
地図用の地形探査・航空写真撮影型。給油ブームは装備したまま残された。~
任務が[[偵察衛星>軍事衛星]]に置き換わった後は、人員輸送に用いられたのち、[[KC-135D>KC-135]]へと改造された。~
~
-RC-135B（10機）：~
C-135改装の[[電波情報収集>ELINT]]型。~
~
-OC-135B：~
WC-135Bを改造したオープンスカイズ協定検証用査察機。~
~
-RC-135C「ビッグチーム」（10機）：~
[[戦略]][[偵察機]]として運用するため、当時配備前だったB型に[[SIGINT]]用の機器を追加した型。~
前部胴体両側面に巨大なアンテナフェアリングを装着していたのが特徴。~
1967年1月〜11月にかけて第55[[戦略]][[偵察]][[航空団]]（55SRW・ネブラスカ州オファット[[空軍基地>飛行場]]所在）に配備された。~
~
-RC-135D「リベットプラス」（3機）：~
[[ベトナム戦争]]中の「リベット・プラス」作戦用に特化された電子偵察用改修型。~
C-135から改修され、後にKC-135Aに再改造された。~
~
-RC-135E「リア・サン/リベットアンバー」（1機）：~
1966年に製作された、「リベット・アンバー」計画用に特化された[[弾道ミサイル]]観測機型。~
巨大な[[フェイズドアレイレーダー]]が特徴。~
1969年に喪失。~
~
-RC-135M「リベットコード」（6機）：~
[[ベトナム戦争]]中の「コンバット・アップル」機（電子情報収集機）。~
D型と同じロングノーズ[[レドーム]]を持つが、前部胴体側面のアンテナフェアリングは無く、替わりに胴体後部にティアドロップ型フェアリングが付いた。~
一時期、[[横田>横田基地]]・[[嘉手納>嘉手納空軍基地]]両基地で運用された。~
1978年以降、RC-135Wへと改修された。~
~
-RC-135S「リベットボール/コブラボール」（2機）：~
[[弾道ミサイル]]の光学/電子情報収集機。~
胴体右側に観測用カメラを備えたことで、有害光反射防止のため右主翼とエンジンナセルが黒く塗られているのが大きな特徴。~
~
-RC-135T「リベットダンディ」（1機）~
KC-135R改装の電磁情報収集機。~
1985年に喪失。~
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-RC-135U「コンバットセント」（3機）：~
信号情報収集機型。~
C型を改修。うち1機は1975〜77年にかけてRC-135Vへと再改修された。~
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-RC-135V「リベットジョイント」（7機）：~
C型・U型を改修した[[信号情報収集>SIGINT]]機。~
アンテナフェアリングが再形成され、機首下のレーダーが前方に延長された。~
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-RC-135W「リベットジョイント」（3機）：~
M型・B型の改修型。仕様はV型に準ずる。~
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-RC-135X「コブラアイ」（1機）：~
[[アメリカ陸軍]]と共同開発した弾道ミサイル（光学）情報収集機型。~
EC-135Bを改修。~
1995年にRC-135S「コブラ・ボール」へと改修された。~
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