【R-37】(あーるさんじゅうなな)

ロシアのノヴァトール設計局?が開発した、最新の長射程空対空ミサイル
このミサイルは、同じ長射程(一部では中射程の説も有り)のAA-9エイモス空対空ミサイルの発展型で、ロシア製戦闘機MiG-31フォックスハウンドSu-35スーパーフランカー等に搭載を目的とされた。

誘導はアガト9B-1388ホーミング装置が使用され、MiG-31Su-35等の機体から発射された後は慣性誘導で目標を追尾、中間誘導セミアクティブレーダー誘導に切り替わり終端誘導アクティブレーダー誘導で目標を撃墜する。なお、アクティブレーダー誘導時に発射母機は戦闘空域から離脱できる。射程の方は、アメリカ軍AIM-54フェニックス長距離空対空ミサイルと同等で150〜180kmと言われてるが、詳しい事はよく分かっていない。

Su-35は不明だが、MiG-31の方はR-37×6発・AA-12×4発の迎撃兵装を搭載した状態の写真が一部の書籍に置いて確認された。
この改修を施されたMiG-31は前脚扉の形状が変更され、中央線上に配置されるミサイルのフェアリングとなっている。
これが試作段階のものなのか、実戦配備されたものなのかは分からない。
一部では開発中止と言う説もあるが、逆に実戦配備済みあるいは近いうちに配備されると言う説もある。
まだまだ、謎の多いミサイルで有ることに間違いは無い。


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