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*&ruby(ぺーぺーしゃー){【PPSh】};
*&ruby(ぺーぺーしゃー){【PPSh】}; [#ea0874a5]
Pistolet Pulemjot Schpagina model of 1941 (PPSh1941)~
[[PPD]]の後継として誕生した、[[第二次世界大戦]]における、[[ソ連軍]]の主力[[短機関銃]]で、シューパーギン式サブマシンガンという意味である。~
[[PPD]]の後継として誕生した、[[第二次世界大戦]]における[[ソ連軍]]の主力[[短機関銃]]。~
PPShとは「シュパーギン式サブマシンガン」の略称である。~
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最大の特徴であるドラム型マガジンには最大で71発を装填でき、7.62 mm×25弾を使用するため非常に貫通力が高い。 連射速度もかなり高く、さらに量産性も良かったため[[モシンナガン]]と並んでソ連兵の主力武器になり、各地で使用された。~
そのため、東部戦線ではドイツ兵がPPShを鹵獲して使用することも多かったようである。~
本銃最大の特徴であるドラム型[[マガジン>弾倉]]には最大で71発を装填でき、7.62mm×25弾を使用するため非常に貫通力が高い。~
連射速度もかなり高く、さらに量産性も良かったため[[モシン・ナガン]]と並んでソ連兵の主力武器になり、各地で使用された。~
そのため、東部戦線ではドイツ兵が[[鹵獲]]して使用することも多かったようである。~
500万挺以上が生産され、戦後には多くの国へ輸出されたり、また[[デッドコピー]]が作られたりした。~
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大戦中に500万挺以上が生産され~
戦後には多くの国へ輸出されたり、またデッドコピーが作られたりした。~
両手で持った姿が楽器を演奏する姿に似ていることから、ドイツ兵はバラライカ、日本兵はマンドリン銃の名で呼んでいた。~

**スペックデータ [#h1a93975]
|種類|短機関銃|
|口径|7.62mm|
|全長|840mm|
|銃身長|269mm|
|重量|3,500g|
|ライフリング|4条右転|
|装弾数|71発(ドラム型弾倉)/35発(箱型弾倉)|
|使用弾薬|7.62mm×25mmトカレフ弾|
|作動方式|シンプル・ブローバック方式、オープン・ボルト撃発|
|銃口初速|488m/s|
|発射速度|900〜1,000発/分|
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両手で持った姿が楽器を演奏する姿に似ていることから、ドイツ兵はバラライカ、日本兵はマンドリン銃の名で呼んだ。~
**主なバリエーション [#p37a6b92]
-PPSh-41:~
オリジナルモデル。~
生産時期により仕様に差異がある。~
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-MP717(r):~
ドイツ軍が[[鹵獲]]したPPSh-41につけた名称。~
[[MP40]]の箱型弾倉を使用できるように改造したものもある。~
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-50式衝鋒槍:~
中国での[[ライセンス生産]]型。箱型弾倉を使用する。~
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-49式衝鋒槍:~
北朝鮮でのライセンス生産型。ドラム型弾倉を使用する。~
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-M49:~
ユーゴスラビア・ツァスタバ・クラクヤベク兵器廠で製造された短機関銃。~
内部構造は異なるが、ドラム型弾倉や箱型弾倉は互換性がある。~
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-K-50M:~
50式衝鋒槍の改良型。~
銃床を木製曲銃床から鉄製のパイプ状の銃床に変更している。~
また、銃床は前後にスライドさせて長さを変えられる。~
全長は50式衝鋒槍より3in短くなり、銃身放熱カバーの形状も変更され、MAT49短機関銃の照星が付いてるなど、外観は大きく異なっている。~
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