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*&ruby(みぐいちてんよんよん){【MiG-1.44】}; [#c74d4dc4] [[ミグ]]設計局が開発した[[概念実証機>実験機]]。~ [[NATOコード]]では「フラットパック（FlatPack）」と呼ばれる。~ ~ [[MFI計画]]で提案された[[MiG-1.42]]のデモンストレーター機として1989年に開発が始まったが、計画中にソ連が崩壊し、財政難で先行きが危うくなっており、長い間保管されていた。~ 1997年にMFI計画が中止となった後、ライバルであるスホーイ社の[[Su-47>S-37]]が初飛行したため、1.44の写真を1998年12月に公式公開し、2000年に初飛行に成功した。~ ~ 機体の形態はカナードデルタ翼で、エンジンは二次元推力偏向ノズル（縦方向）を装備するAL-41[[ターボファン]]（[[推力]]20,000kg（[[A/B>アフターバーナー]]時））を2基搭載する。~ レーダーは、２つのチームの案のうちどちらか一方を装備する予定であった。~ 1つは、ファザトロンN014「ジュークRN」で、もう一方はNIIPN011Mである。~ どちらのレーダーも高出力のフェイズドアレイレーダーで、そのため機首のサイズは迎撃機のMiG-31M「フォックスハウンド」に匹敵する。~ また、後方捜索のために機体後部にもレーダーアンテナを有する。 機首には赤外線捜索システムとレーザー測距装置が装備されている。両アンテナは引き込み式である。~ ~ 武装は、固定兵装として主翼付け根に機関砲を装備し、ミサイルや対地攻撃兵装等は内部の[[ウェポンベイ]]に収容される。~ [[プラズマステルス]]を装備しているといわれているが詳細は不明である。~ ~ **スペックデータ [#k9c43636] |乗員|1名| |全長|19m| |全高|4.5m| |全幅|15m| |主翼面積|90.5��| |空虚重量|18,000kg| |最大離陸重量|35,000kg| |[[発動機>エンジン]]|リューリカ＝サトゥールン AL-41Fターボファン（[[推力]]約175kN（[[A/B>アフターバーナー]]時））×2基| |最大速度|[[マッハ]]2.6| |[[航続距離]]|4,000km| |[[実用上昇限度>上昇限度]]|17,000m| ~
