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*&ruby(えむいちきゅういちいち){【M1911】}; [#y61d678a]
アメリカのコルト社が作った傑作45口径拳銃。[[アメリカ軍]]において、[[第一次世界大戦]]から半世紀以上も採用されていたが、近年その存在意義が疑問視され[[M9]]に正式採用の座を渡した。弾は[[45ACP>.45ACP]]弾が主流でマガジンには7発、合計8発入る。~
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反動がM9と比べて大きいなど問題は確かにあるのだが、威力が大きいことを買われ、今なお米陸軍[[特殊部隊]]などで使用されている。~
これは麻薬などで覚醒状態にある原住民や[[民兵]]などと戦うことになった場合、[[M9]]では頭部もしくは胸部に命中させなければ相手が被弾に気づかない事例などがあったためである。~
ジョン=ブラウニング設計の傑作45口径拳銃。オリジナル((戦時中はイサカファイアアームズやレミントンランド、シンガー等も軍納入品の製造に参加))はコルト社のモデルで、ガバメントの愛称で呼ばれた。((日本では「ガバメント」,「ガバ」等の愛称で親しまれるが、アメリカでは主に1911(ナインティーンイレブン)と呼ばれるようだ。))~
[[アメリカ軍]]において半世紀以上もの間正式の座を占め、[[M9]]にその座を譲った後も、官民問わず広く愛され続けている。~

このことは、1993年10月3日にデルタ・フォース隊員自らが証明した。~
この日デルタとともに[[ブラック・シーの戦い]]に参加したレインジャーは[[サイドアーム]]に[[M9]]を装備していたが、覚醒作用のあるカートを日常的に使っていた[[民兵]]や原住民を倒すのはサイドアームの[[M9]]どころか[[M16]]でさえ難しかった。~
この時、デルタは貫通力重視の[[小銃]]だと、友軍が制圧した地域の中での戦闘で反対側にいる味方に小銃弾が当たるのを恐れてガバメントを多用した。~
これは一撃で相手を倒せるガバメントの威力があってこそできる行動であった。~
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このように、状況によっては他の銃よりも使いやすいのだとも言える銃である。
45口径拳銃の代表格であり、[[マンストッピングパワー]]の高さについて語られることが多いが、銃そのものもブラウニングによって優れた設計が~
為されている。主な特徴として挙げられるのは、[[コックアンドロック]]での携行による即応性の高さ、薄く手に馴染む絶妙なデザインのグリップ、~
過酷な条件でも作動する信頼性の高さ((構造がシンプル且つ、部品同士が隙間の多い造りであることに起因するもので、命中精度を重視したカスタムモデルの場合はフィッティングがタイトになるので、[[ジャム]]の確率は上がる。))といったところで、強い反動や装弾数の少なさがしばしば欠点として指摘されるものの、反動の強さは~
射手の熟練で抑え込める範囲であり、慣れれば9mm同然の速い連射が可能であるし、装弾数に関しては、「実際のガンファイトでは勝負は数~
発で決まることが多いから、7発有れば十分だ」という意見もある。~


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