【LR-2】(えるあーるに)

LR-1(三菱MU-2)の後継として陸上自衛隊が導入した連絡偵察機
愛称は「ハヤブサ」。
ビーチクラフト社(現レイセオン・エアクラフト社)製のビジネス機スーパーキングエア350」を改造した機体である。
LR-1と同じくカメラなどの偵察機材を搭載しており偵察機としての運用が可能である。
また、機体が大型化したことで患者空輸用のストレッチャーを搭載するほか、自動体外式除細動器や生体情報モニタを積む余裕もあるなど緊急患者輸送能力が向上している*1

連絡・偵察任務のほか、北部方面航空隊第15ヘリコプター隊においては災害派遣としての緊急患者輸送にも用いられている。

スペックデータ

乗員2名
ペイロード兵員8名
全長14.2m
全高4.4m
全幅17.7m
空虚重量4,104kg
最大離陸重量6,780kg
エンジンP&W・C PT6A-60Aターボプロップ×2基
推力783kW
巡航速度300kt
実用上昇限度10,667m
航続距離972nm


配備部隊


*1 ただしエアステア式であるため、患者をストレッチャーごと乗降させるにはリフターが必要となる。

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