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*&ruby(えるにじゅうきゅう){【L-29】}; [#pf7affeb]
Aero L-29"&ruby(デルフィーン){Delfin};".~
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チェコスロバキア（現チェコ共和国）製のジェット[[練習機]]。~
[[NATOコード]]は「マヤ」。~
1961年に採用され、チェコのほかソ連をはじめとする[[ワルシャワ条約機構]]加盟国やアフリカでも使用され、3,600機以上が生産された。~
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機体は円形セミモノコック構造で、座席は[[縦列複座>タンデム]]で後席は前席よりもやや高く配置されている。~
主翼は2段テーパーで内側に[[フラップ]]を装備している。~
主翼下2ヶ所の[[ハードポイント]]には[[爆弾]]や増槽、ガンポッドが搭載でき、[[軽攻撃機>COIN機]]としての運用もできる。~
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実戦にも参加しており、1967年のビアフラ紛争ではナイジェリア空軍の[[MiG-17]]と共に運用されたほか、1973年の[[第4次中東戦争>中東戦争]]では、エジプト所属機が主力[[攻撃機]]の補佐のために[[近接航空支援]]を実施している。~
この時は、機影が小さいことで[[撃墜]]されることが少なく、投下精度も高いと評価されている。~
**運用国 [#bc23d17f]
-現在の運用国
--アンゴラ
--ジョージア~
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-民間での運用国
--アルゼンチン
--オーストラリア
--チェコ
--カナダ
--デンマーク
--ニュージーランド
--ノルウェー
--ロシア
--スロバキア
--南アフリカ（民間のアクロバットチームが使用）
--アメリカ~
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-かつての運用国
--アフガニスタン
--アルメニア
--アゼルバイジャン
--ブルガリア
--チェコ
--中国
--チェコスロバキア
--東ドイツ
--エジプト
--ガーナ
--ギニア
--ハンガリー
--インドネシア
--イラク
--リビア
--マリ
--ナイジェリア
--ルーマニア
--スロバキア
--シリア
--ウガンダ
--ウクライナ
--ベトナム
--アメリカ（[[アメリカ海軍]]）
--ソ連~
**スペックデータ [#s4a01899]
|種別|[[軍用練習機>練習機]]・[[軽攻撃機>攻撃機]]（[[COIN機]]）|
|開発社|アエロ・ヴォドボディ社|
|乗員|2名|
|全長|10.81m|
|全高|3.13m|
|全幅|10.29m|
|翼幅|10.29m|
|翼面積|19.85��|
|空虚重量|2,364kg|
|離陸重量&br;（通常/最大）|3,280kg/3,540kg|
|[[エンジン]]|モータレット M701-C150またはS50[[ターボジェット]]（[[推力]]873kg）×1基|
|最高速度&br;（最高/巡航）&br;（いずれも高度5,000m）|655km/h / 545km/h|
|[[エンジン]]|モータレット M701C 500[[ターボジェット]]×1基（[[推力]]8.7kN）|
|超過禁止速度|820km/h|
|速度&br;（最高/巡航）&br;（いずれも高度5,000m）|655km/h / 545km/h|
|[[失速]]速度|130km/h（[[フラップ]]ダウン時）|
|初期[[上昇率]]|840m/min|
|[[航続距離]]|640km（通常）/894km（[[増槽]]2本追加）|
|[[航続距離]]|640km（通常）/894km（[[増槽]]2本）|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|11,000m|
|兵装|主翼下計2箇所の[[ハードポイント]]に最大200kgの[[爆弾]]・ミサイルポッドなどを装備可能。|
|[[上昇率]]|14.0m/s|
|兵装|主翼下計2箇所の[[ハードポイント]]に最大200kgの[[爆弾]]・ミサイルポッドなどを&br;装備可能。|
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**バリエーション [#y330862c]
-XL-29：~
試作型。エンジンはブリストル・シドレー・バイバーを装備。~
試作型。~
エンジンは[[ブリストル・シドレー]]・[[バイバー>ヴァイパー（エンジン）]]を装備。~
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-L-29A：~
単座の曲技飛行用機体。少数機生産。~
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-L-29R：~
攻撃機型。試作のみ。~
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