【IRST】(あいあーるえすてぃ)

InfraRed? Search and Track の略で、赤外線捜索追尾装置。

前方に存在する赤外線を発する熱源(航空機)を探知する装置。
自らは何も発しないため、敵側に悟られずに空対空ミサイルへのキューイングが可能となる。
得られる情報は相対角のみであるが、測距レーザーと併用することにより距離の探知も可能。

なお、初めてIRSTを搭載した機体は意外にもアメリカ製戦闘機F-101ブードゥーである。
しかし当時のIRSTは全く使い物にならないものだった。
その後、旧ソ連製のMiG-29Su-27が適したIRSTを世界に先駆けて採用した。
現在では各国の多くの戦闘機に見ることができる。

近年ではFLIRやレーザー目標指示器の機能を搭載した物もある。

主な搭載機


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