*&ruby(じーさーてぃしっくす){【G36】}; [#oebe907c] H&K G36~ ヘッケラー&コッホがHK36試作ライフルをベースに開発した、ドイツ連邦軍の現用[[突撃銃]]。社内呼称はHK50。~ 軽量化の為に樹脂製パーツを多く用いているのが特徴。~ 外装部分のプラスチック部品はもはや珍しくないが、本銃では機関部内の部品にまで樹脂が使用されている。~ 人間工学に基づく使用感の良さも追及され、故障率も非常に低い。~ 性能相応に値段も張るものの、ドイツ以外にも各国で採用されている。~ **スペックデータ [#r6e6723c] |種別|アサルトライフル| |口径|5.56mm| |全長&br;(ストック展開時/収納時)|999mm/758mm(G36/36V、MG36/36E)&br;860mm/615mm(G36K/KV)&br;720mm/500mm(G36C)| |銃身長|480mm(G36/36V、MG36/36E)&br;318mm(G36K/KV)&br;228mm(G36C)| |重量|3,630g(MG36)&br;3,330g(G39V)&br;3,300g(G36K)&br;3,000g(G36KV)&br;2,820g(G36C)&br;3,830g(MG36)&br;3,500g(MG36E)| |装弾数|30発(箱型弾倉)| |使用弾薬|5.56mm[[NATO]]弾| |作動方式|ガス圧利用ロータリング・ボルト| |発射速度|750発/分| |銃口初速|920m/秒(G36/36V、MG36/36E)&br;850mm/秒(G36K/KV)| **バリエーション [#g4b3230c] -G36:~ 基本モデル。~ ~ -G36E:~ エクスポート(輸出)モデル。倍率1.5倍のキャリングハンドル内蔵スコープを装備。~ ~ -G36V:~ 現行型。スコープを廃して、上面をマウントレールとしたキャリングハンドルや、新型のアジャスタブルストックなど、オプションが豊富。~ ~ -G36K:~ 銃身を短くしたカービンタイプ。~ ~ -G36KE:~ Kの輸出モデル。G36Eと同様の輸出型キャリングハンドル&1.5倍内蔵スコープを装備する。~ ~ -G36KV:~ G36Kにピカティニー・レールや伸縮式兼折畳みストックを装着したモデル。~ ~ -G36C:~ 短機関銃サイズの小型モデル。ロサンゼルスの[[SWAT]]がこのモデルを正式採用している。~ ~ -MG36:~ [[分隊支援火器]]モデル。C-MAG(100発ドラム型弾倉)や放熱を考慮したハンドガードなどを装備。~ ~ -MG36E:~ 輸出モデル。輸出版のキャリングハンドル&内蔵1.5倍スコープを装備。~ ~ -SL-8:~ アメリカの民間市場向け輸出モデル。サムホール式固定ストックに改められ、ハンドガードに放熱用の穴が無いのが特徴。~ グラスファイバーとポリマーの複合材のカラーはライトセージになっている。~ ~ -SL-8-6:~ ブラックカラーモデル。こちらはG36と同じ片側6つの放熱穴がある。~ ~ -R8:~ HKオーストラリアが設計したSL-8の改良型。外見は変わらないが、サイトがG36CタイプからG36タイプになっている。~ ~ -SL-9:~ SL-8をベースに、狙撃銃として再設計されたモデル。専用の7.62mmx37弾を使用する。~ ~