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*&ruby(えふいちいちなな){【F-117】};
*&ruby(えふひゃくじゅうなな){【F-117】}; [#u8ed30cf]
Lockheed F-117 &ruby(ナイトホーク){Nighthawk};((この愛称は非公式のものである。))~
1980年代、[[ロッキード>ロッキード・マーチン]]社の設計チーム「[[スカンクワークス]]」が設計・開発した[[ステルス]][[攻撃機]]。~
1988年11月10日にアメリカ国防総省が存在と保有を明らかにした。~
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[[レーダー]]によって探知されることを防ぐため、直線のみで構成されたくさびの様な独自の形状((この形状はレーダー波を一定方向に反射させるためであるが、開発当時のコンピュータでは曲線のレーダー波の反射シミュレーションができなかったため、シミュレーションの容易な角ばった形になってしまったことも影響している。))をもち、レーダー等の電波を出す機器を必要最低限(通信機など)しか搭載していない。((非戦闘行動時(基地から基地への[[フェリー>回航]]時など)はレーダーリフレクターを装着する。))~
また、機体には木材等の非金属素材が多用されている。(([[コソボ紛争]]で撃墜された機体片の写真で確認できる。))~
目標の探知や捕捉は[[レーザー]]目標指示装置や[[FLIR]]/[[DLIR]]を使用する。~
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ステルス性を最優先にした機体設計の結果、空気力学的に不安定な形状となっている為((そのため、Wobblin (Wobbly) Goblinと呼ばれていた。))、機体は4重に管理された[[デジタル・フライ・バイ・ワイヤ・システム>フライバイワイヤー]]によって操縦安定性を確保している。~
さらに、赤外線探知を避けるために、排気口を機体上面に移し、ジェット排気を外気と混ぜて排出するなどの対策が採られている。~
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従来の[[レーダー]]に殆ど映らない利点を活かし、[[湾岸戦争]]では先陣を切って中枢施設に対する夜間攻撃を行い、全機帰還という快挙を成し遂げた。~
[[誘導爆弾]]を使用した[[ピンポイント爆撃]]という言葉を世間に広めたのもこの機体である。~
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形式記号に「[[戦闘機]]」を示すFナンバーがついていることから、俗に「ステルス戦闘機」と呼ばれることも多いが、実質的には対地攻撃専門機である。~
これは、[[アメリカ空軍]]では基地や橋梁といった「固定地上目標に対する攻撃」を「敵戦闘機に対する攻撃」と同様に「空中戦闘任務」と定義しているためである。~
そのため、本機と同様に実質上攻撃機である[[F-111]]や[[F-16]]にもFナンバーが割り振られている((蛇足ながら、この思想はアメリカ空軍をモデルにした日本の[[航空自衛隊]]にも受け継がれており、攻撃機を「[[支援戦闘機]]」と呼称したり、事実上攻撃機である国産の[[F-1]]や[[F-2]]にFナンバーを割り振ったりしている。))。~
>なお、同じ攻撃機でも[[A-10]]や[[AC-130]]がAナンバーなのは、この「空中戦闘任務」の定義に該当しない敵地上部隊を主目標とする[[CAS>近接航空支援]]を主任務としているからである。~
同様の理由から、30ミリ機関砲を搭載したCAS仕様のF-16は「F/A-16」と呼称された。

愛称は&ruby(ナイトホーク){Nighthawk};。~
アメリカロッキード社の[[スカンクワークス]]が設計した[[ステルス]][[攻撃機]]。~
[[レーダー]]によって探知されることを防ぐために直線のみで構成されだ独自の形状をもち、レーダー等の電波を出す機器を必要最低限(通信機など)しか搭載していない。~
さらに、赤外線探知を避けるために、ジェット排気を外気と混ぜて排出するなどの対策が採られている。~
80年代後半に発表されるまで機密扱いだったため、[[機体命名法]]とは異なるFの記号が付けられた。~
自己防衛用の[[AIM-9]]を搭載することが可能であるが、これは[[抑止力]]的意味合いが強く、実際に装備することはほぼ無いと言っても過言ではない。~
また、その高い[[ステルス]]性を活かし対[[AEW>早期警戒機]]撃墜に用いられるという説があるが、厳しい[[機動>マニューバー]]制限がある等、実戦での空戦能力は無いため、そのような運用は行われないと思われる。~
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本機は任務を後継の[[F-22]]に譲り、2008年をもって全機退役した。~
しかし、[[アメリカ空軍]]では「当面の間は廃棄せず、必要な事態が生じた場合には復帰させる(即ち[[モスボール]]する)」と述べている。~
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**スペックデータ [#h3beeca5]
|乗員|1名|
|全長|20.08m|
|全高|3.78m|
|全幅|13.20m|
|[[主翼]]面積|84.8|
|空虚重量|13,381kg|
|最大離陸重量|23,814kg|
|最大兵装搭載量|2,268kg|
|[[エンジン]]|[[GE>ジェネラルエレクトリック]] [[F404-GE-F1D2>F404]][[ターボファン]]([[推力]]48.0kN)×2基|
|最高速度|[[マッハ]]0.9|
|[[戦闘行動半径]]|570nm(無給油、兵装満載時)|
|固定武装|なし|
|兵装|ミサイル類:&br;[[AIM-9L「サイドワインダー」>AIM-9]]&br;[[AGM-154「JSOW」>AGM-154]]&br;[[AGM-65「マーベリック」>AGM-65]]&br;[[AGM-88「HARM」>AGM-88]]&br;各種爆弾:&br;[[Mk.84>Mk.80シリーズ]]無誘導爆弾&br;BLU-109B[[レーザー誘導爆弾]]&br;[[GBU-10・GBU-27>ペイブウェイ]][[レーザー誘導爆弾]]&br;[[GBU-29/-30/-31/-32>JDAM]]&br;[[増槽]]等|
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#ref(f117.jpg)
Photo: USAF

従来の[[レーダー]]に殆ど映らない利点を活かし、[[湾岸戦争]]では先陣を切って中枢施設に対する夜間攻撃を行い、全機帰還という快挙を成し遂げた。~
[[誘導爆弾]]を使用した[[ピンポイント爆撃]]という言葉を世間に広めたのもこの機体である。


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