【E-767】(いーななろくなな)

B767-200ERをベースに製作したAWACS

開発の経緯は、日本政府がアメリカ軍NATO?軍などが採用しているE-3航空自衛隊に配備することを検討した*1が、母体となるB707の生産ラインが閉鎖された後だったため、同様のシステムをB767に載せることをボーイング側が提案し、日本側がこれを了承したので計画が始まり、日本政府は計4機を発注した。
細部まで設計し直すために開発費は日本が全て支払ったが、従来のB707より設計が新しい機体で製作したために、居住性や燃費が優れる機体に仕上がった。

1999年から浜松基地の警戒航空隊第601飛行隊第二班(現:航空警戒管制隊)で運用されている。


*1 この当時、空自はベレンコ中尉亡命事件の教訓からグラマンE-2「ホークアイ」早期警戒機を導入していたが、同機は元々艦上機であることから、能力向上に限界があると見ていた

トップ 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS