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*&ruby(しーあーるじぇい){【CRJ】}; [#v45ceb9f]
Bombardier CRJ.~
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カナダの[[ボンバルディア・エアロスペース社>ボンバルディア]]が製造・販売している[[双発>双発機]]・小型のジェット[[旅客機]]。~
従来、[[ターボプロップ]]機が用いられてきた小需要・短距離路線向けの「[[リージョナルジェット]]」としては初の機体でもあった。~
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本機はもともと、1980年代後半にボンバルディアの前身でもあるカナディア社の[[ビジネス機]]・[[チャレンジャー600]]をベースに開発された((このため、[[FAA>アメリカ連邦航空局]]やEASAに届けられた[[型式]]も「CL-600-XXXX」とチャレンジャー600の派生型扱いとなっている。))。~
その後の[[航空業界再編]]でカナディアはボンバルディアの傘下に入ったが、型式には「Canadair Regional Jet(CRJ)」としてカナディアの名が残された。~
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1991年に原型機「CRJ100」が[[初飛行]]。~
翌1992年にカナダの[[型式証明]]を取得し、量産がはじめられた。~

**バリエーション [#m319c49a]
本機のモデルは、胴体長の違いにより以下のように分けられている。~
-CRJ100/200:~
初期生産型。座席数は50席クラス。~
エンジンはCRJ100は[[GE>ジェネラルエレクトリック]] CF34-3A1を、CRJ200はGE CF34-3B1を装備する。~
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--CRJ100ER/200ER:~
[[主翼]]中央に[[燃料]]タンクを増設した[[航続距離]]延長型。~
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--CRJ200LR:~
航続距離をさらに延長した型。~
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--CRJ200B/200B ER/200B LR:~
高温・高地対応型のエンジンに置き換えたモデル。~
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--CRJ440:~
CRJ200の標準座席数を44席に減じたモデル。~
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--CRJ200PF((パッケージフレイターの略。)):~
貨物機型。~
[[貨物機]]型。~
CRJ200LRの機体フレームに貨物用のドアを追加するなどの改修を加えた。~
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-CRJ700:~
70席クラスの改良型。~
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--CRJ700ER/700LR:~
航続距離延長型。~
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--CRJ700NextGen:~
改良型。~
主に客室の改善と機体軽量化が行われた。~
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-CRJ900:~
90席クラスのモデル。~
[[降着装置]]、ブレーキ、[[主翼]]構造がCRJ700から強化されている。~
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--CRJ900ER/900LR:~
航続距離延長型。~
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--CRJ900NextGen:~
改良型。改修内容はCRJ700と同様。~
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-CRJ1000:~
100席クラスのモデル。~
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--CRJ100EL:~
軽量型。~
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--CRJ1000ER:~
重量増加型。~
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