【CIWS】(しーうす)

  1. Close In Weapon System(近接防御システム)
    戦闘機対艦ミサイルなどの空を飛ぶ脅威に対処するための最終的な防御システム。
    基本的には数100m〜数kmの近接距離*1で目標を撃墜するための機関砲を指す。
    現代ではレーダーと連動し、探知から射撃までの全てを火器管制装置が自動で制御する。

    また、近年では発達した航空脅威に対抗するため、主武装をミサイルに置き換えたものも登場している。

    • 主要なCIWS(近接防御システム)
      • ファランクス(アメリカ)
      • RIM-116(アメリカ)
      • ゴールキーパー(イギリス)
      • AK-230?(ロシア)
      • AK-630(ロシア)
      • CADS-N-1?(ロシア)
      • シーガード(トルコ)
      • メロカ(スペイン)
      • ダルド・システム(イタリア)
      • 730型(中国)
        ciws.jpg
        ファランクス

  2. Central Instrument Warning System(中央計器警報システム)
    航空機コックピットにある警告ランプの一種。
    計器になんらかの異常が発生した場合、それをパイロットに知らせるため点灯する。

    参考リンク:http://www.jal.co.jp/jiten/dict/g_page/g157.html

*1 歩兵同士の白兵戦ならともかく、近代戦争において1km未満の距離は明らかに近接距離である。

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