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【CF6】 †
GE CF6
アメリカのジェネラルエレクトリック社(現:GEアビエーション)で開発された航空機用ターボファンエンジン。
C-5「ギャラクシー」用に開発された「TF-39」をベースに世界初の実用高出力・高バイパス比エンジンとして開発された。
現在は、軍用・民間問わずさまざまな航空機に搭載されている。
関連:GEnx?
主な搭載機 †
軍用型(TF-39) †
民間型(CF6) †
- CF6-6
- マクダネル・ダグラスDC-10-10
- マクダネル・ダグラスDC-10-10
- CF6-50
- マクダネル・ダグラスDC-10-30
- KC-10「エクステンダー」?
- ボーイング747
- ボーイング747-200
- ボーイング747-300
- E-4B「ナイトウォッチ」
- エアバスA300
- マクダネル・ダグラスDC-10-30
- CF6-45
- CF6-80
仕様緒元 †
形式 | CF6-6 | CF6-50 | CF6-80A | CF6-80C2 | CF6-80E1 |
ファン・圧縮機 の段数 | ファン1段 低圧1段/高圧16段 | ファン1段 低圧3段/高圧14段 | ファン1段 低圧4段/高圧14段 | ファン1段 低圧3段/高圧14段 | |
タービン段数 (低圧/高圧) | 5/2 | 4/2 | 5/2 | ||
全長 (インチ) | 105 | 106 | 114 | ||
最大直径 (インチ) | 188 | 183 | 167 | 168 | |
乾燥重量 (Lb.) | 8,176〜8,966 | 8,966〜9,047 | 8,760〜8,776 | 9,480〜9,860 | 11,225 |
燃料消費率 (最大出力時) | 0.35 | 0.368〜0.385 | 0.355〜0.357 | 0.307〜0.344 | 0.332〜0.345 |
海面高度での 最大出力 (Lb.) | 41,500 | 51,000〜54,000 | 48,000〜50,000 | 52,500〜63,500 | 67,500〜72,000 |
総圧縮比 (最大出力時) | 25〜25.5 | 29.2〜31.1 | 27.3〜28.4 | 27.1〜31.8 | 32.4〜34.8 |
バイパス比 | 5.76〜5.92/5.89 | 4.24〜4.4 | 4.59〜4.66 | 5〜5.31 | 5〜5.1 |
バリエーション †
- TF-39:
軍用型。
1 1/2段ファンブレード(初段のファンが低圧圧縮を兼ねる)*1やカスケード式逆推力装置などの新技術が投入された。
C-5「ギャラクシー」に搭載された。
- CF6-6:
民間型。最大離陸重量時の静止推力は178kN。
DC-10に搭載された。
- CF6-50:
1969年に長距離型DC-10用エンジンの後継として開発が開始されたモデル。
推力は205〜240kN。
エアバスA300に採用された。
- CF6-80:
CF6-50シリーズの成功を受けて更に改良したモデル。
推力は214〜334kN。
- CF6-80A:
B767とエアバスA310に搭載されているモデル。
静止時における推力は214kNである。 - CF6-80C2:
B747やMD-11などのワイドボディ機やアメリカ空軍のC-5M「スーパーギャラクシー」に搭載されるモデル。
推力は234〜282kNで、燃料消費率が同水準の推力のエンジンと比較して向上している。
- LM6000:
CF6-80C2をベースに船舶の推進用や工業発電用、洋上での発電用に追加部分や改良が施された派生型。
- LM6000:
- CF6-80E1:
エアバスA330用に特別に開発されたモデル。
推力は300〜334kNである。
- CF6-80A:
- CF6-32:
ボーイング757向けにCF6-80の出力を減らしたモデル。
実際には採用されなかった。