【BTR-T】(びーてぃあーるーてぃー)

ソ連およびロシア連邦で1997年に開発された歩兵戦闘車
アフガニスタンやチェチェンで軽装甲の歩兵戦闘車がRPG-7で多数撃破された事から開発が始まった。

T-55と車体や内部機構が共通しており、戦闘室部分をかさ上げして兵員室を設け、装甲には車体主要部に爆発反応装甲ブロックや中空装甲を採用して、HEAT弾に対して高い防御力を備える。

モジュラー式の砲塔を採用しており武装には、2A42及び2A38 30mm機関砲、9M113「コンクールス」対戦車ミサイル発射機、AGS-17 30mm擲弾筒、NSVT 12.7mm重機関銃が選択可能である。
副武装としてPKT 7.62mm機関銃を備える。

与圧式NBC防護装置を備えており、NBC汚染環境下でも行動可能である。

スペックデータ

乗員2名+兵員5名
全長6.2m
全幅3.27m
全高2.4m
戦闘重量38.5t
エンジンV2-55液冷ディーゼル(出力580hp)
最大速度50km/h(路上)
行動距離500km
装甲爆発反応装甲
兵装2A42または2A38 30mm機関砲×1門
AGS-17 30mm擲弾筒
PKT 7.62mm機関銃×1挺
NSVT 12.7mm機関銃×1挺
9M113「コンクールス」(AT-5「スパンドレル」)対戦車ミサイル発射機×1基
3連装発煙弾発射器×2基



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